龍王の滝 (りゅうおうのたき) 公称落差20m 高知県長岡郡大豊町佐賀山 2012年3月16日 日本の滝100選掲載順カウントアップ10/100

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2012年3月の初の四国旅行で祖谷温泉に泊まった翌日にかずら橋等の王道観光を終えた後に、日本の滝100選制覇の行事として向かったのは高知県に3滝在る100選滝の1つである「龍王の滝」になりましたね。。

かずら橋から県道45号で四国一の大河である吉野川上流を走る国道32号に合流し進み国道439号を少し走って山の名前と想えない日本100名山の1つである「梶ヶ森」に向かう林道を登り駐車場に着く感じで。。35kmくらいの距離でしたね。。

南国である高知でも数少ない氷結する事も有る滝だそうで雪が心配になりましたが、こちらの道は全く無くてひと安心でしたわ。。

しかし通った道は石なども転がっていたりで避けながら進んだりした危うさは有りましたね。。

もう何処でどう悪路であったか正確な記憶は無いですが四国の山岳地帯の林道では石避け運転が多発しましたね。。

こちらは高知の東端になりますがびっしり杉の植林地と言う感じですかね。。

林野庁がビシバシ植林したのかな。。

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もちろん祖谷温泉方面では有名な落合集落も観光しましたけどね。。

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道はなんだか寂しかったですが、行く方面は梶ヶ森と決まってるのでそちらに向かう一点で標識も上手いこと見逃さずにすんだのか迷いはしなかったですね。。

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で。。駐車場に着きましたがなかなか広い駐車場でしたね。。

でもトップシーズンとかは混むんでしょうかね。。

なんだか前情報で駐車場に隣接する展望台は何も観えないらしいと言うので登りませんでしたね。。

駐車場は他に誰も駐車していませんでしたが。。毎度の事ですね。。

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駐車場から滝までは遊歩道で500mくらいとの事でして入り口を探しましたが。。なんだか駐車場の奥の隅から隠れ道のように遊歩道が延びていましたね。。

何か出来上がるまでに継ぎ足したとか等の計画が揃わないところがあったんでしょうかね。。

なかなか趣のある入り口ですね。。

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遊歩道の入り口を入っていくとピシッと伸びた杉の植林の中を歩いて行く事になりましたね。。

これはこれで寒さも有り凛とした気持ちにはなりましたね。。

梶ヶ森は1400mの山ですが「龍王の滝」は7号目の1000m辺りにある滝ですな。。寒い寒い。。

梶ヶ森には若年時代の弘法大師空海が修行したと言われる御影堂や定福寺奥なども在りと言う事ですが、ここは「龍王の滝」に
絞って見学させて貰いますね。。

弘法大師空海は何処でも現れますね。。

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その後に残り200mの看板。。

軽い散歩程度の道程ですね。。

駐車場は無料で店は無く幾分か駐車場から歩く観光滝としては良い設定ではありますね。。

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崩れかけた石段とも石畳とも言えない道を登ってきますね。。

まだ冬場と言える時期だからか。。そんなにメンテナンスはしてない感じで寂しい雰囲気でしたがそれくらいが良いですからね。。

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暫し平坦に進みますがこの辺りからは原生林となってくるのかな。。

この「龍王の滝」に関しては説明にもありましたが滝のスペックよりも景観を評価した滝であると言う事で。。渋い雰囲気の滝でありましょうね。。

しかしこれがまた評価が難しい要素なんですよね。。

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そして降りになると観えてきた。。観えてきた。。

景観の良さが売りですが遊歩道や滝近くにも有る展望台等はボロボロな感じですかね。。

しかし駐車場以外は石や木を使った造りで好感がもてますね。。

石垣も見受けられますが苔には石ですね。。

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樹齢数百年の巨杉に囲まれた滝下の空間に降り立つと確かに厳かな雰囲気はしましたね。。

滝の下流の流れは苔むした岩の間を流れていく感じ。。

極めて和的な景観の場所に想えましたね。。

北向の渓谷で日陰になりやすいのでしょうね。。

大きなポイントはやはり滝の右岸の落ち口より天に伸びる丸っこい大岩になるかと想いますが。。

これをハート型の岩と観立てる向きも有りますが。。僕には西洋文化的なイメージは全く湧きませんで和的な勇ましさをただただ感じるだけでしたね。。

この大岩が無いと平凡な滝にも成りかねない危うさがありますね。

ポロッと崩れてしまわないようにしたいですが、まず崩れなさそうな強靭さが伺えましたね。。

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案内にも書いて有りますが、こちらの滝壺にもやはり娘の化身の大蛇が住む伝説が有りますが。。定番ですね。。

そこまで大きな滝壺には観えませんでしたが流石に源泉が近いのか水は綺麗そうですな。。

山頂に近い高所に在る滝なのに水量が有るから不思議な水と言われてるのですかね。。

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アメゴやサンショウウオも棲息するらしい良質の自然環境であり土佐の名水40選にも選ばれて山は100名山、滝は100選と選ばれまくりですな。。

霊峰梶ヶ森は古御影堂や定福寺奥の院なども在る古くから人々に関わりの深い山と言われているらしいですが、それだけこの地では人々に支持されて100選に選ばれたのかもしれませんね。。

よく滝壺に倒れ木が横たわっていて無くならないと聞いていましたが、倒れ木は横たわってませんでしたね。。

有った方が渋くて良かったかも知れませんね。。

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遊歩道で行き着いた場所の少し下流には、後ろの青いベニアが少し気になりますが滝名の語源となった天龍大神が慎ましく祀られていますね。

神聖な空間をひしひしと感じられますわ。。

日本の歴史に根差した神道や仏教に関する建造物は滝に違和感無くマッチする事になりますね。。

この滝を他の100選滝でイメージして近いのは、岩手県の桜松神社の御神体で岩手の名水にも選ばれている「不動滝」でこちらも規模は小さいですが、このような厳かな滝は人の想いが100選に選ばせるのでしょうかね。。

最後にこの空間にひっそりと鎮座している天龍神社に手を合わせまして、この地を拝見させて頂いた気持ちを心に携えてこの地を後にしましたね。。

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そしてこの後は今迄の山岳道路とは打って変わって行きはキツいが帰りはよいよいで、交通インフラの行き届いた高知自動車道方面から暫しの観光をして高松港を目指し、港からジャンボフェリーで想い出深い初の四国の地を後にしました。。

訪れなくてはいけない。。いつの日かまた。。

まだ四国は100選滝も5滝も残してますし。。船に揺られながら想いを巡らせて帰路に就きましたわ。。

※ 旅行はまた別項で書かせて貰います。

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今回の四国旅行では「龍王の滝」「雨乞いの滝」「大釜の滝」
の3滝を訪ねましたが、この3滝を比較すると最も観光に適してウケそうな滝が「雨乞いの滝」で滝そのものの良さは「大釜の滝」で雰囲気が有るのが「龍王の滝」と言う感じが僕にはしましたね。。

どれも其れなりに良さが有り100選に選ばれても構わないと想いましたが、このエリアで考えても決定的な素晴らしさが有るかは微妙で、これら以外で選ばれても良いと想える滝が多々在ります滝観光には良好な地域かと想いましたよ。
「龍王の滝」のようなスペックは小さいながら景観を重視して選ばれると言う場合は判断がかなり難しくなりますが、ここは100名山の梶ヶ森やらも含めた地元の声や観光産業や歴史が働いての100選滝入りとも言えるかも知れませんね。。

でもこの「龍王の滝」にしても確かに厳かで神聖な景観が在る事を感じましたので100選に選ばれた事にはそこまで反論は有りません。。

しかし駐車場は大きいのに部分的にひびが入ったアスファルトや、不釣り合いな入り口や、滝前の展望台やベンチやらの寂れ具合や、氷瀑にもなるのにイベントも無い様を考えると。。

どうも100選に地元の何らかの力で選んだ後に経済効果が認められない為に放置されているイメージが過りました。。

しかし良い滝であると想いますから壊れた物は撤去して看板と駐車場だけは軽くメンテナンスしてで良いかと想うんです。。

それなら金も掛からないので県だか市町村だかの収支でマイナスにはならず美しい自然も保たれて理想じゃないかとか勝手に想いましたね。。

調べると僕としてはこの「龍王の滝」が100選滝でも構いませんが、他に近隣の滝だと「にこ淵」を含めさらに4滝の落ちる「程野の滝」辺りを1つの滝として100選として選んでも良さそうな気にさせられましたね。。

何れにせよまだ1度の訪問では語れませんが調べるとこの地には素晴らしい滝が多々在りまた早く訪れて自分なりに考えたいと想います。

高知県長岡郡大豊町佐賀山
0887-72-0450(大豊町観光開発協会)
広い無料駐車場有り