銚子ヶ滝 公称落差48m段瀑 幅最大27m福島県郡山市熱海町石筵赤木平 2001年5月16日、2010年6月23日 日本の滝100選掲載順カウントアップ11/100

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東北方面は神奈川県に住んでいると都心を越えるのが面倒ですが後は東北自動車道でも国道4号でもシンプルに進めば良いので比較的に楽な気がしていますね。。

関東平野の北端の宇都宮市から郡山市.福島市と本州の太い部分はとりあえずは内陸部の盆地に地方都市が有り、道も太平洋側ですがかなり内陸部を貫いているので良滝には行きやすいですね。

でも1泊で行くには那須塩原辺りが境界線でそれを越えると少しばかり面倒なイメージが神奈川に住む僕にはしますね。

しかしこの微妙な位置付けの関東平野部を越えた先には山脈が連なり良い滝の宝庫と言える地帯だと想われますからもどかしいですな。。

で。。この安達太良連峰和尚山の南西の山麓に落ちる「銚子ヶ滝」ですが高速さえ使えばそんなキツくない距離ですね。。

安達太良山とその西にある船明神山を源泉とし、阿武隈川へと合流する石筵川(いしむしろがわ)に落ちる「銚子ヶ滝」ですが、東北自動車道の郡山JCTから磐梯自動車道を日本海側に曲がり、1つ目の磐梯熱海ICを降りて県道24号を進めば10km程で「銚子ヶ滝」の徒歩地点に着けるシンプルな道程で着けますからね。。

しかしこの県道24号は通称母成グリーンラインと呼ばれる高森熱海有料道路と言う2006年に無料解放された道でありますね。

予想した交通量は見込めずに採算が合わなかったと言うパターン化した話ですが、このコラムを書くにあたって調べたら磐梯吾妻スカイライン .磐梯山ゴールドライン.磐梯吾妻レークライン も2011年に無料化になってたんですね。。

この磐梯吾妻スカイラインなどは吾妻小富士とか在ってなかなか観光には良かった想い出が有るからまた行ってみようかな。。

まあ。。過剰な自然破壊とも言えますがね。。

で。。元有料観光道路として見れば戊辰戦争の戦場となったことで有名な母成峠や100選滝に選ばれた「銚子ヶ滝」への登山道が有ると言う事ですが遠方から直で行く場合はまず殆どの人が磐梯熱海IC方面から向かうと想われますね。

有料の頃もこちらから向かえば無料で観れる事も在りましたしね。。

何だか母成グリーンライン沿いに正規の駐車場があるらしいですが、実際は石筵ふれあい牧場の中を通り過ぎて東屋が隣接した「銚子ヶ滝」の御丁寧な看板が有る遊歩道入り口の回りに駐車する方が過半数じゃないですかね。。

僕は2回ほどこちらを訪問させて頂きましたが、ここしか車を停めていないので他の存在は忘れていましたね。。

とりあえず石筵ふれあい牧場を通ると毛を刈られた牛や馬がいましてよく観えるので少し車を降りて見学させて貰いましたよ。。

しかしこの滝は熊を見掛けた話が多数有りそうですがそれはそれなりに心配ですね。

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目的地に着きましたね。。

この2011年6月に来た時はとりあえず梅雨そのもので雨が少し降っていまして、そのせいも有るのか車も人も誰も無いし居ないしなので路肩ではなく東屋の前にドンと車を駐車させて貰いましたね。。

ここを正規の駐車場には出来ないのかなと。。

しかし財団法人の経営である石筵ふれあい牧場が在りますし営業時間外だと通過できないとかも有るしで色々難しいのですかね。。

とか考えていましたが今年2016年に閉園したらしいので今は24時間通れるんですかね。。

どうなってるのか分かりませんが何だか寂しいですな。。

動物ちゃん達はどうなったんですかね。。

しかしこの駐車ポイントは道幅も路肩もそれなりに余裕があるので頑張れば沢山駐車出来そうでしたね。。

この場所は暗黙の了解で車を路駐しても誰も咎めないんでしょうね。。

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隣に御丁寧な良質の看板が在りまして、ここから和尚山やその先の安達太良山への登山入り口ともなりますが「銚子ヶ滝」までは公称では1.4kmになりますね。。

要は登山道の入り口付近を歩いて滝に着く感じになりますかね。。

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とりあえず30分くらいで着くだろうと進んで行きましたわ。。

最初のうちは砂利も敷いてある道でしたね。

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「銚子ヶ滝」は途中で登山道を分岐して公称300mほど急降下した谷底に在りますので、登山道の共有部分は1.1km かと想われますが、先に進むと石畳や板敷きや未舗装が混在した訳の分からない道になりましたが。。まあ其れなりに整備はされてる感じでしたね。。

そうしたら途中から雨が強くなって来まして、それどころじゃなくなってしまった感じでしたね。。

実はこの後に別ルートで安達太良山の中腹に在る黒鐘温泉小屋まで登る予定なんで心配になりましたわ。。

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途中の未舗装部分は水溜まりになってたりで気になりましたが、とりあえず登山道から滝へ向かう道まで来ましたね。。

登山道の部分は比較的になだらかな登りで早く着かないかなあと言う位の感じですね。。

しかし雨が強くなり写真どころじゃないですねん。。

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この後の谷底へ向かう道は急峻な降りとなりますが、雨の為にけっこう過剰に滑りまして気を使いましたね。。

途中に鎖場を伴う降りとなりますが。。まあ大した距離では無いのでと言う感じでしたね。。

しかし雨で写真は。。無いなあ。。残念ですわ。。

で。。降りたら滝前の空間ですね。

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たぶんこの時の「銚子ヶ滝」はかなり水量が多いコンディションであったかと想われます。

滝に着いたら雨は少し弱まりましたから幸運な方でしたが、飛沫や雨で写真は苦しい感じでしたね。。

まずこの滝に関して想うのは、大体の滝が名前だけではその形状が判別できない中で、滝名である「銚子ヶ滝」が正に滝の形を表していると明快に解るところが有り、それが良さの1つであると想いますね。。

滝の形が酒を入れる銚子に似ている事から「銚子ヶ滝」と名付けられたと言いますからね。。

しかし。。この時の「銚子ヶ滝」は増水で銚子と言うよりバケツを引っくり返したが如くと言う感じでしたね。。

でも水量が多いのは単純に好きなので良かったですわ。。

何とか来た証拠の記念写真はパチリ。

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滝回りは樹齢何百年の巨木が生い茂りと言いますが、紅葉時期などは良いのでしょうね。。

しかしこの時は春先の為か木よりも生い茂る緑ばかりが目に入り、枯れた味わいよりも生命力に満ち満ちた太古の感じがしましたね。。

滝自体はまずまずと言う感じで2段瀑と言う事なんでしょうが、2段目の落ち口で落下する水が若干の跳ね滝と言える拡散を観せる特異性が有りますね。

バウンドして拡散する為にそこまで力が加わるとは想わなかったんですが、滝壺は其れなりの大きさをしていて水は福島の名水30選やら色々と選ばれていて綺麗なんでしょうね。。

夏には飛沫が微かなシャワーとなって納涼に適しているのでしょうね。。

石筵地区の生活水にも利用されている清流はここから20km強で阿武隈川に合流するらしいですが、滝下はゴロゴロした岩を縫って流れ降りて行きますな。。

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天候悪な為に余りゆっくりもしていられずに、午後に雨が上がる予報を信じてそそくさと滝を後にしましたわ。。

そうしたら車に乗る頃には雨が上がってきましたね。。

いつもこのパターンは多いですが、僕はせっかくなら水量が多い方が観応えがあると想えるので嬉しかったですよ。。

まあ。。この「銚子ヶ滝」は水量に特化した滝では無いでしょうがね。。

そうして車を走らせると石筵ふれあい牧場で今度は馬が優雅に放牧されていましたよ。。

まだ何処かで元気にしてるかしらね?

そんな想いでこの地を後にしましたよ。。

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この「銚子ヶ滝」に関してはまずまずの滝でありますと言うところですね。。

形などは特徴も有りますし其れなりの大きさも有りますが、落差はともかく公称幅の27mと言うのは何を基準に計ったのか分かりませんが言い過ぎで、この時の増水時でも10m有れば良い方かと想いましたけどね。。

広くなりすぎると酷しいのでここは福島県と言う事で考えますと。。

全国3位の面積を持ち、東に阿武隈高地.中央に奥羽山脈.西部に越後山脈の三つの山地を抱え、県の年間降水量は比較的少ないながら豪雪地帯もあり湧き水も豊富である福島県には、他にも「銚子ヶ滝」より100選に相応しい滝は沢山在りそうには想いますね。

福島県には3滝の100選滝が在りますが、尾瀬の水を全て落とす大瀑布の「三条の滝」は別格と想いますが他は微妙ですね。。

でもこの「銚子ヶ滝」は其れなりに良い滝ですし、100選滝の中に入っていてもそんなには違和感は無いとは想いますがね。

しかし他の良滝を差し置いてこの「銚子ヶ滝」が100選に選ばれたのは、安達太良連峰の南側に在り関東からもアクセスしやすい東北自動車道からも近く、仙台都市圏に次ぐ東北2番目の地方都市と言える郡山市に存在する人目に触れやすさと言う点やその他の力も働いたのかも知れませぬ。。

有料道路の母成グリーンラインの件も有りますし、人気を考えての選考と言うか期待も有ったのかも知れませぬ。。

そう考えるとやはりよっぽどの有名な滝以外は無理に経済効果を狙ってもそこまで観光産業に影響を与える事は出来ないと想いますわね。。

それはもう100選の滝を選び、それによりどの様な結果が出たかは分かっている事だと想います。。

無くなってしまった石筵ふれあい牧場や採算の合わなかった母成グリーンラインの件でもその一端が見えるかとも想われますね。。

ですから最低限の整備だけで、後はそのままの自然に委ねておけばそれが最善と想えますね。。僕は。。

このような話になりましたがこの「銚子ヶ滝」が訪れる価値の無い滝とは全く想っていません。

僕はこの滝を観れて良かったと想っています。

そうじゃなくちゃ2回訪れませんからね。。

福島県には素晴らしい自然がそれだけ沢山在るしその自然が守られればと切に感じていると。。

それで終わらせて頂きます。

福島県郡山市熱海町石筵

郡山市観光協会
024-924-2621

駐車場 入り口前に適当に駐車