天滝 98m 分岐瀑 兵庫県養父市大屋町筏 2011年5月4日 日本の滝100選掲載順カウントアップ12/100

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兵庫県一の名瀑と謳われる養父市の「天滝」は、滝を意識するようになりサイトを調べたりした時期に、近畿地方の滝では訪れたいと想ったトップクラスの滝ではありました。

この時はゴールデンウィーク末の1泊旅行で朝から神戸市近郊の観光後に向かいましたが、神戸から県内なのに150kmくらいありまして、兵庫県の広さを体感した感じでしたね。。

僕としては神戸市くらいまでなら、面倒ですが夜中に車で高速を疾走して行けば軽い休憩をはさんでギリギリ一気に行ける気がしますが、越えるとかなり厳しい感じがしますね。

しかしこの神戸市辺りの都会を越えた先の但馬地方などは、なにか日本的な渋みが有る感じがして訪れたかった地域ですね。。

まあこの時は手前の地域を訪問しながらだったので疲れは大丈夫でしたけれど、近くに雲上の城として有名な「竹田城」が在りましたので寄ろうと想いましたが、GWの為かなり混んでいて駐車場も待つようなのでスルーして「天滝」に向かいましたね。

まあしかし。。竹田城の雲海を観るなら秋~冬の早朝がベストですし、こちらの主目的は「天滝」でしたから、この時はそんなに残念では無くまたいつかと言う感じでしたね。

この滝に訪れたいと想ったのは、ウェブを覗くとやたらと評価が高く公称スペックも落差98mと有ると言う極当たり前の考えでしたね。

県下一の名瀑で名前の通り天から降るかのように流れ落ちる雄大な滝。。だと言う事ですね。。

公称では1.2kmの遊歩道で約40分のコースタイムだと言う
手頃な距離ですが、1.2kmで40分と言う事はそれなりに登りでキツいのかと想いましたがね。。

この時は養父IC方面から向かいましたが、大屋川沿いを走る兵庫県の県道48号から曲がり、そこから天滝の駐車場迄は直ぐ近い距離でしたね。

看板は其れなりに沢山有りましたし、大屋川の河川敷きの平野部を走る感じの道はそんなに悪くは無く、その後に深く林道を分け入る訳でもなかったので問題なく着きましたね。

駐車場はたぶん最奥に停めたと想いますが、調べると「レストハウス天滝」横の駐車場やら複数の駐車場が有り下の方の駐車場はかなり距離があると言う事でした。

GWで停められるか心配でしたが、とにかく奥の駐車場に車を駐車しようと言う感じでしたね。。

このような滝の遊歩道を歩こうとしてるのに、無駄に車道を長く歩くのはなんだか避けたくなる気持ちはやはりあるんですよね。。

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この時は徹夜で厚木IC から高速を疾走しまして、最初の目的地である神戸辺りに着いた時は眠かったですが、その後に運転を交代して貰ったりしたせいか体調は良かったですね。

この「天滝」を観た後は宿に向かうだけと言う余裕も有りましたから良かったとも想われますね。

それでは遊歩道に向かいますと「天滝」が落ちるその名もズバリな天滝川沿いを登って行きますね。。

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天滝川に落ちる「天滝」は兵庫県内最高峰で、中国山地の東端にある1510mの氷ノ山の東麓にある杉ヶ沢高原を源流にして、大屋川に流れ円山川を流れて日本海へと流れ出ますが、
その天滝に至るまでの遊歩道に流れる天滝川は、しのび滝.岩間の滝.糸滝.連理の滝.久遠の滝.夫婦滝.鼓ヶ滝 と名称の付いた7つの滝を携えていますね。
。。

しかし天滝は標高600m位に在るらしいですが1.2kmで標高差200m位の遊歩道を流れる渓流で、そのような山地を流れる渓流などはどこも其れなりに小滝は多数存在するとは想いますけどね。

ですから僕としては個別の滝と言う感覚と言うよりも、主瀑を滝としたその先の急流を観ると言う感覚で捉えていましたね。。

でも渓流沿いに遊歩道が在るなら、その細部に名前などを付けて大雑把に観がちな観光客の目をより渓谷に向けさせる良い方法とも想いますよ。。

しかし主瀑をめがけて渓流沿いを登って行く遊歩道は基本となります楽しいコース形態なので、この「天滝渓谷」の遊歩道は楽しめましたね。。

とりあえず遊歩道に入って行きますね。。

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「天滝」は「森林浴の森100選」など森林何とかに色々選ばれていますが、紅葉の時期が良い処でもありそうですね。。

しかし水質は上流域にだいこん畑などが有りそんなに良くないみたいで、水何とかの100選にはどうりで選ばれて無いんですな。。

まあ別にだからと言ってそこまでは汚なく感じませんでしたけどね。。

遊歩道を進んで行きますが「しのびの滝」だとか「岩間の滝」
だとかよく覚えてませんですね。。

まあ。。渓流を眺める感じですね。。

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GW ですから其れなりに観光客は散見されましたが、想った程では無かったですね。

ピーク時間も過ぎた午後3時過ぎに来たのもあるかと想いますけどね。。

帰りの人達とはすれ違いましたが「天滝」に着いた先からは誰にも会わなかったですね。。

転落事故なども有るみたいですが渓谷道としてはそんなに危険な道だとは想いませんでしたね。。

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糸滝は分かりやすいですが、渓谷でよく観かける崖に流れ込む枝沢と言う感じですね。。

この滝に類似する枝沢の流れが横切る場所はこの渓谷に他にも在ったかと想われますが、この滝がその手では一番観映えが良いのかと。。

まあ観光滝ですから人々に関心を向けさせる為には良いと想いますよ。。

距離表示やら看板は其れなりに沢山ある方かと想いましたね。。

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遊歩道の中間辺りと想われる東屋で少し休憩しましたね。。

遊歩道は想っていた程はキツい道では無いと想いましたね。。

まあ滝を観るにはこれくらい歩いた先がちょうど良いかと僕には想えますけどね。。

遊歩道は樹木が鬱蒼と繁り倒木や流木は多いですが、それは自然の事かと想いますので僕は気にしませんね。。

上流域での伐採が有るのかも知れませんけどね。。

しかし何か瑞々しさより枯れたジメジメ感が有るが。。日陰が多いからか水質が良く無いからかは分からない。。

あとよくヤマビルの被害が聞かれまして5月だからいそうな気もしましたが、この時は全く見掛けもしなかったですね。

いるときは凄いんでしょうね。

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東屋を進めば「夫婦滝」ですね。。

まあ。。渓流でよく観る流れと言う感じですかね。。

ちょうど橋から直ぐ上流に観えるので分かり易いですね。

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遊歩道はほぼ渓流沿いを進む感じで、後半は特に橋が沢山架かり右岸に左岸にと言う感じでしたね。。

これは橋も木製ですし楽しくて良いかと想ったりしましたね。。

でも金属やコンクリートもあったかな。。

有りましたね。。

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コンクリート性の階段や橋や放水口がマイナスかと想いましたが全体的にはそんなに悪くは無いと想いましたがね。。

設備は金属や木材やコンクリートやら雑多ですな。。

色々と観光におけるせめぎ合いが有るのかも知れませんね。

沿岸治水は仕方無いですかね。。

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やはり橋の正面から直近に観える14mの「鼓ヶ滝 」を過ぎますが、前衛の滝でこの滝が一番の滝と言えるんでしょうね。。

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「鼓ヶ滝 」を橋で横切り登って行くと「天滝」を滝下から観る観瀑台と小屋とトイレが有る場所になりますね。。

この辺りからが最も急登となる場所ですかね。。

そして何より妙に存在感のある急で長いアルミ階段が延びてますな。。

でも意外と掘削して固定するよりも、このような設置する非常階段みたいな方が、自然を壊さないとか落石やらで破壊されても再生が楽とか想ったりしましたがどうなんですかね?

観た感じは自然とミスマッチかと想いますがね。。

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とりあえず滝下から「天滝」を観ますと、なかなかの落差が有り上半分は直瀑に近いが下にいくほど緩やかになる分岐直瀑と言える形状と僕には観えましたね。

下部は伏流しているのか水量が減ると言う話を事前の調べて聞いていたのですが、確かにそんな感じで滝壺は無いと想いましたね。

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アルミ階段を登って行くと天瀧三社大権現なる神社が有るメインの観瀑場所に辿り着きますね。。

滝名を刻んだ石碑が置かれている記念写真ポイントと言える趣があるのでここでも写真を撮りましたわ。。

危険防止の為に仕方ないが柵は記念撮影には邪魔と言えますかね。。

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とりあえずここから「天滝」を観た後に 天瀧三社大権現の賽銭箱に5円玉を入れて鈴をジャラジャラ鳴らして手を合わせましたわ。

そして記帳ノートが置いてありましたんで一生懸命書きましたわ。。

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そして天瀧三社大権現神社の横から奥に延びる登山道の方へ進みますと、直ぐに滝に近付く道があると言う事なので行ってみましたわ。

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滝の落ちる岩盤をラウンドするように降りて向かって行くと、滝の中間辺りの高さのすぐ側まで楽に行けましたね。。

滝を流れ落ちる水に触れても穏やかに感じましたね。。

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ここは滝左岸で、下方は傾斜が緩やかな分岐瀑となっていく比較的に平坦な岩棚と言えて凹凸もあり注意すれば誰でも来れる感じでしたね。

もちろん注意は必須ですが恐怖に駆られる事は無かったですね。

このような落差の有る滝で、手軽に中間の流れを直に触れるほど近付ける事は少ないかと想いますので、これはとても良いと想いましたね。

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この滝に触れられる場所で最も時間をかけて観ましたね。。

予想ほどの滝ではないと想いましたが、其れなりに有名な滝を1つクリアした事に満足してこの地を後にさせて頂きましたね。

これからこちら兵庫県の但馬地方から宿を取っています京都府の丹後地方へと向かいましたが、こちらも渋くて好印象の有る地域で初めて訪れる場所なので、帰りの道も楽しみ感を持続させながら向かって行けて良かったです。。

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最後に。

この「天滝」に関しましては、まずまずの滝と言う感じでしたね。

良いと想えたのは兵庫県を代表する観光滝と言える滝ですが、其れなりに自然の中の行程を楽しめる遊歩道がある事ですかね。。

大きめの滝でありながら容易に触れるまで近付けたり楽しめるのも良いと想えましたね。

遊歩道は公称1.2km と言う事ですが、渓流沿いの遊歩道は観ていて退屈せず長くは感じませんでしたし、特別に危険な感じはしませんでしたね。。

しかし近畿以西辺りでは知名度が其れなりに有るためか、普段山に慣れていない人なども沢山訪れるから事故も有り、防止対策も過敏に対応して設置が多いのかも知れませんね。

100選滝としては人々からの支持も高いし、滝自体も其れなりの規模は有りますから選ばれるには問題ない滝だとは想います。

これは僕なりに考察しましたが、近畿地方と言うエリアを南北で分けると紀伊半島方面となる南エリアは奈良県.和歌山県.と言う滝が豊富に在るエリアかと想いますが、人口が集中する北エリアである大阪府.兵庫県.から西方面はこの「天滝」辺りの但馬地方辺りからが滝に期待できるエリアになるのではと想ったりします。

その本州を東西に貫く方面で巨大都市エリアから西に有る中国山地入り口の大滝として、観光を受け持つのに最適なポジションで有るのが人気の一因かと想ったりします。。

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逆にこの「天滝」を僕がそこまで評価出来なかった要因を考察しますと。。

考えられるますのは、滝壺が無いとか分岐して広がるのは構いませんが、伏流している為か流れが下部で減少していく感じがして大きさに比べてスケール感や迫力が得られ難いんですね。。

流れは滝の中間に立って触れても威圧感が無いので緩やかだと想われました。

ですから豪快さや圧倒的な凄さと言う感想が聞かれますが、その様には感じられなかったんですね。。

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ならば美しさと言いますが、いまいち渓相が美しく観えない感じがしまして、それも得られなかったのですね。。

これを考察しますと、杉ヶ沢高原が源水となる「天滝」ですがその頂上の三角点は広大なだいこん畑が広がっている地域であり、それ以前は牧場であったと言う完全な里山の中に在る滝で有りますから、やはり水質がいまいちなのが原因かとも考えたりしましたよ。

やたらに散見した流木等は上流域での皆伐等の問題も有るのかも知れないと考えたりもしましたね。。

そう考えると森林をアピールする事はしていますが水質をアピールする事は全くしていないので、少なからず的を得ている部分も有るかと想ったりもしますね。。

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まあそのような事で訪問前の評価が平均すると高い事も有りましていまいちに想えたのですが。。更に考えるに至り少し変わって来ましたね。。

前述した環境の問題に関しては高度成長期以降の観光開発による問題では無く、ましてこの「天滝」その物の開発によるところとは言えないですからね。。

それならば他の100選に入る過剰な観光開発を伴う有名な滝群を考えたらこの「天滝」は観光破壊は少ない方と言えますからね。。

そして比較するなら「天滝」は但馬三名瀑と言われていますのでこれでいきますと、同じ100選滝である「猿尾滝」は其れなりとして、100選に入っていない美方郡の「霧ヶ滝」が最も素晴らしいと言うに値する滝と想えるところが有りますね。。

しかし些細な事ですがこの「霧ヶ滝」は渇水するといまいちになるかと個人的には想うので、その近くに在りますこの滝コラムでも書きました「シワガラの滝」がこれらの滝の中で総合的には最も良い滝かと想えましたね。

そしてそれらの考えを巡らせた結論としましてこの「天滝」は関西以西の前衛の大滝として、他の良質な滝を自分が注目される事で護ると言う番人と言うか、守護神的なリスペクト出来る滝なのかと想えて来ました。。

これは同県の100選滝である「原不動滝」や「猿尾滝」にも言えると想いますし広げて考えると100選滝の多くに言える事ですけれどね。

そうした中でこのエリアでは県下一の名瀑と言われるこの「天滝」にそのイメージが一番似合うと想えますね。

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「霧ヶ滝」等は遊歩道が半壊しても地元ボランティアの方が補修するくらいで公式には通行止めになったままだったりしますが、こちら「天滝」は昔はロープウェイを造る話もあったらしいくらいですから、これからも観光として安全対策がしっかりと強化され色々変化を伴うとも予想できますね。。

そう考えると他の荒らされない滝達に(人間は私に任せてみんなは安らかに)なんて感じの素晴らしく勇ましい滝に想えて来ましたね。。

まあ考え過ぎてしまいましたが、其れなりに訪れる価値は有ると想いますし、僕も機会が有れば再考の為に訪れたいと想いますので皆様も良かったらどうぞと言う事で終わらせて頂きます。。

兵庫県養父市大屋町筏

養父市観光案内所 079-663-1515

駐車場 渓谷入口の駐車場16台 1km手前のレストハウス天滝駐車場30台 その他も有り 全て無料