苗名滝 公称落差55m幅10m 新潟県妙高市杉野沢 初訪2002年6月7日、終訪 2012年7月100日 日本の滝100選掲載順カウントアップ15/100

新潟県には越後三大名瀑と言う名称とぴったりに「苗名滝」「惣滝」「鈴ヶ滝」の3滝が日本の滝100選に選ばれていますね。

考えますと、日本の滝100選においては47都道府県の内、100選滝が存在しない都道府県が4都道府県あり、1滝だけの都道府県が15都道府県になり、2滝存在しますのが9都道府県になり、3滝以上存在するのが19都道府県となりまして、3滝以上100選滝が存在する都道府県は、その選定においては恵まれた都道府県と言えるのかなと想ったりしました。

そうした中で、其れなりに多く選ばれた数と滝の良さにおいて新潟県はハイスペックな都道府県かと僕は想ったりしています。

細かいことを言うと切りがないので割愛しますが、とりあえず選ばれた3滝は、僕自身としては其れなりにレベルが高いかと想ったりしたからですね。

難点が有るとしたら、「惣滝」の自然環境の危うさとか想いますが、新潟県は全国5位の12,584.10km2で北陸3県を合わせた面積と同じくらいの県面積を誇る県で、 信濃川や阿賀野川流域に広がる本州日本海側最大の面積を有する平野である越後平野と言う県の東方面に中心地である新潟市が在り、県の西端方面に在る妙高高原は交通路を使っても約170km離れていて、なかなか遠いのではと想えるところであります。

しかし長野県の中心地である長野市から妙高高原は約30kmと近く、スキーやスノーボードには頻繁に出かけていましたので、僕としては何かこの辺りは都道府県と言う枠では無く、上信越道ウィンタースポーツエリアと考えてしまうところが有ります。

そう考えますと越後三大名瀑として「鈴ヶ滝」は新潟市から反対方向の山形側に交通路において約90km離れていまして「苗名滝」と「惣滝」の在る妙高高原とは交通路において250km以上離れており、いまいち同枠では考えられずにいます。

それに対して僕のエリア思考で考えた場合は、同じ上信越道の更植JCT以北に在る100選滝の「米子大瀑布」の方がエリア的には同じに感じまして、この「苗名滝」「惣滝」「米子大瀑布」の3滝が同枠に考えられたりする感じなんですよね。

そしてこの「苗名滝」は初めての妙高高原エリアに来た2002年6月に同じ妙高山麓の東側に在り直線距離で5kmしか離れていない「惣滝」とセットで観に来たのですが、とりあえずこの「苗名滝」が新潟県の滝で最も観光滝として存在している滝かと想われますので最初に記するところですね。

こちら神奈川から向かいますと今となっては高速代をケチらずに行けば、何処から乗るかで微妙ですが、圏央道~関越道~上信越道で妙高高原ICで降りてと言うより、妙高高原ICと信濃町ICの間ですから1つ手前の信濃町ICで降りて距離は300km位で高速代は通常で6000円代、ETC3割引を利用すれば4000円代で行けますかね。

とりあえず「苗名滝」は妙高高原ICからでも信濃町ICからでも国道18号からでも10kmもかからない便の良さが有りますかね。。

それらの道から曲がり県道39号妙高高原公園線で最後にY字を左で「苗名滝」方面に向かい駐車場に着きますね。

僕は5回はここに来ていますが、初訪問の時に下流の高沢発電所方面から来た時以外は、入口に近い駐車場に停めていてそれ以外は知りませんが、駐車場は増やしてるみたいですし他も有るらしいですね。

駐車場には苗名滝苑と言う流しそうめんが人気の店が在るらしいですが、建物は知ってるだけで全く知りませんでしたね。

何だか釣り堀や人工の小滝やマスを養殖する池やら有るらしいですが、全く記憶にないですね。。

たぶん初訪問の時はいざ知らず、それ以降は途中で立ち寄る感じで来てたし、滝の間近に行く事しか考えて無かったんでしょうね。。

もう1店舗のウッディなカフェグランとか言う店でソフトクリーム食べて美味かったのだけは覚えていますね。。

しかし想い出せばこっち方面って関越道~上信越道の方が少し近いのに中央道~上信越道で来ちゃうんですよね。。

理由を考察すると、以前は圏央道が造られる前で相模湖ICからの方が川越ICから高速に乗るより楽でして、その残像が残ってるんでしょうね。。

川越から圏央道が入間ICとかまで延びても、住んでいた厚木市から相模湖IC迄の国道412号は田舎道って感じで、ごちゃごちゃしてないし馴れた道ですから走りやすかったんですよね。。

スキーやスノーボードに行くにも、ずっと手前の安曇野ICで高速道路を降りる白馬辺りのスキー場が有る為に、その辺りに行ってまして、その場合は中央道から行きますしね。

だからこの時まで、その安曇野ICより98km先の妙高高原IC辺りになる妙高高原には来て無かったんでしょうね。。

しかし考えれば妙高高原のスキー場とかは降りて直ぐですし、
ICを降りて50kmくらい距離が有る白馬系のスキー場と、労力的にも時間的にも大して違いは無かったのかも知れず、来れば良かったとか想ったりしましたね。

まあ。。でもこれからも中央道を使ってしまうかも知れませんけどね。。

高速代をケチる場合は関越道はスタートから結構先まで市街地的な道だし、うまく幹線道路が向かって無い感が有りますが、
中央道は20号が比較的平行して走ってますからね。。

まあそれも塩尻辺りが限度で、その先の松本辺りはごちゃごちゃして無理な感じですけれどね。。

完全に下道で行きたいなら須玉IC辺りから国道141号で清里を抜けて疾走すればと想いますね。。

昔はけっこうやりましたね。。

安く行きたい人は御参考に。

と言うか、今はETCの深夜割引や休日割引の3割引で4000円代で行けますけれどね。。

一時期ETC割引も1000円やら5割引やら100km以内やら迷走していましたが、議員の皆さん距離無制限22時~6時の5割引で手を打ちませんか?

それよりこれ以上は無駄に道路増設や予算の使いきり等しないで、建設費を回収したら無料の原則に従い、渋滞対策の為に無料とまでいかなくても廉価な方向にと想ったりします。。

まあ。。中央道の夜景は綺麗だしと言う事ですしね。。

遊歩道と言いますか。。ここは結局は駐車場から直ぐに有ります「苗名滝」の下流約500mに関川1号砂防堰堤と言う2003年10月に完成した延長が118.2mで高さ12mの大きな2段式の砂防ダムが在り、そのダム下の吊り橋で川を越えて、ダム横の木製螺旋階段を登り、砂防上に残された自然環境を観ると言う感じですかね。。

滝壺まで約200mくらい手前に釣り橋が在り、また渡り返すと東屋が有る展望場所になり、滝迄500mと言うのはそこまでと言う事ですかね。。

この辺りの関川は県境になっていると言う事ですから。。

駐車場は新潟県側の関川の左岸になり、最初に少し登って歩いてダム下の吊り橋で右岸に渡り長野県側になり、右岸の螺旋階段を登り、長野県側の土道を歩き、滝手前約200mの吊り橋でまた左岸に渡り返して新潟県側の展望場所となる感じですかね。。

ダムから下流は正に人工その物と言う感じですな。

護岸は関川の巨石を使ったりしているらしいですがね。

関川沿いに全長約1.5kmの2車線道路で大型観光バスも通行が可能な市道苗名滝川街道線と言うまどろっこしい名前の道が出来て、普通車104台、大型バス10台が停められる大駐車場も造ったらしいですね。

店舗が少ないのはまだ良い事かと想いますが、更に飲食店など増やしても碌なことがないかと想われますので、治水は仕方無いですが観光開発も程々にと想ったりします。

1995年7月11日からの梅雨前線末期の集中豪雨による洪水で遊歩道や店も流されて、2002年10月に遊歩道は復旧したらしいですが、最初に来た2002年6月の時は、確か高沢発電所の方面から歩いて来たので、通常の遊歩道の事はよく観ていないと想いますが、水害を防ぐためには人工化するのも仕方ないのでしょうね。

河川の浸食や土砂の堆積を防ぐ為の護岸整備も確りとなされ、
自然景観にマッチした外観で魚の為の漁道も有るんですな。

妙高山、火打山、黒姫山やら上流は山に囲まれて雪融けの時期は凄い水量で、その時に流れる水は中々のものでしたね。。

大水害があった時期は、雪融けが終わった時期なのかと想いましたが、集中豪雨で氾濫したら凄いだろうと想わせましたね。。

2度目に来た時は2003年の雪融け時期かと想いますが、かなりの水量でその凄さの片鱗を想わせてくれましたね。。

とりあえずダムを越えて川沿いの土道を歩いて行くと吊り橋とその奥の「苗名滝」の景観が観えてきますね。。

黒姫火山から流れて来た安山溶岩流が関川を塞き止めて出来た「苗名滝」ですが、柱状節理の玄武岩壁から落ち口を抉って落ちる景観は太古の迫力の趣きですな。

巨石がゴロゴロと転がり流木なども沢山有りましたね。

落ち口部分に突出した岩が在り、嘗ては2条に別れた滝が、1813年に高田藩が笹ヶ峰の開発の一環として伐採した材木を関川に流した為に1条になったと言いますが、累々と横たわる巨石等を眺めているとそんな事が無くても抉られた1条の滝になっていたと想えましたけどね。。

とりあえず滝前の吊り橋を渡って東屋の有る展望場所から観ますが、僕はあまり此方からの景観の印象は少ないですね。。

しかしここが正規の展望場所なら橋を造らないで、駐車場から真っ直ぐ左岸に遊歩道を造れば良いだけじゃないかと想いましたが、地形やら地質やら色々と問題で無理なんでしょうね。。

「苗名滝」は1~4までの滝が在り、この滝は1の滝で上流に2~4の滝まで在るみたいですが、洪水の時に道が駄目になったらしく、行こうと想えば行けるとは想いますが、1の滝が最大で代表である為に面倒で行っては無いですね。

しかし滝壺まで行くなら滝手前の吊り橋を渡らないで右岸の巨石地帯を乗り越えながら進んで行けば着きますよね。。

でっかい石をヒョコヒョコ越えて近付いて行く感じですが、
意外と踏み跡があったりしましたね。。

けっこう手軽に滝壺まで行けた記憶がありますね。。

とりあえずヒョコヒョコピョコピョコ巨石を乗り越えて進んで行くんですわ。。

流石に近いようでなかなか時間が掛かるような気がしましたが、途中の巨石の上から周りの景観を観るのも楽しいですわ。。

そんなに危ない感じでは無かったですね。。

これは2012年の7月に来た時のでしょうね。。

水量が多い時に滝壺に近付いた時は、これ以上行くとかなり濡れそうな感じでしたね。

これは2004年の春でしょうね。。

其れなりの水量なら滝壺までは余裕で行けまして。。

間近で観るとやはり柱状摂理の岩壁も在りますから迫力は其れなりに有りましたが、この時は2006年の夏くらいで、少なくていまいちでしたね。。

やはり水量の差が確りと有る滝と言えますね。。

でも笹ヶ峰ダムでの水量調節はどうなってるのかと想いましたが、渇水期はダムも水が無駄に流せませんし無いしで、観光客が少ない平日ですしね。。

これは最初に来た2002年6月の時のですが、この時はまずまずくらいで、初めて観た時ですし何だか凄いと想えたんですよね。。

何だか写真もこの頃は滝でしか撮って無かったりで、他の景観の写真が少ないんですわ。。

滝壺は其れなりに大きく深そうで渋い深緑の色をしていましたが、発泡スチロールやペットボトル等も浮いたりしていて、水は綺麗には観えませんでしたね。

でも何故か最初に来た時は凄い水流だし、色々と巻き込むんだろうと勝手に納得していましたね。。

1973年に関川水俣病などが有りましたが、上流だと鉱物とかの問題は全然大丈夫なんでしょうね。

もう何だかこの「苗名滝」は何度も来てまして、何で来たのかも何時どうやって帰ったのかも記憶がしっかり無いんですよね。。

実は然り気にこの「苗名滝」が僕の人生にとって1番来た回数が多い滝なのかもしれませんね。。

もっと近くに幾らでも滝が在るのに、何故に神奈川県民の僕が新潟県の「苗名滝」が1番多く来た滝に。。?

近くの野尻湖は。。1度しか行ってないのに。。やっぱり滝が好きなんですね。

分からないもんですよね。。

そう考えればこれも何かの縁で、親しみが湧いて来ないでもありませんね。。

そんな気持ちになった今日この頃です。。

最後に。

この「苗名滝」に関しましては、最初の頃に来た時の印象が強いですね。。

前年度に日本の滝100選の滝を頼りに、長野県須坂市の「米子大瀑布」を訪問して観光滝としてとても良かったので、次年度に上信越道沿いのもう少し先に在る「苗名滝」と「惣滝」を訪れたのですが、この「苗名滝」もとても力強さを感じて

(こんな滝が在ったんだなあ)

と観れて心揺さぶられたのを覚えています。

高さからくる神々しさの「米子大瀑布」に対して力強さの「 苗名滝」と言う感じでしたね。

それから後に何度か訪問したのは、各連れ達が初めてと言う事もありますし、手軽に観れる場所と距離で休憩がてら寄ると言う感じがあったからですかね。。

何かその頃は下部の堰堤が造られたことに伴い、人工化した観光開発が大きくなった感が強く、手軽な観光滝としての印象になりましたね。。

しかしこの関川上中流域に在る場所は、治水を強化しないと水害やら景観維持が出来ない場所なのかと想ったりします。

上流の笹ヶ峰は元は堰止湖であった事から昔は天然のダムとして機能していたと想えますがね。。

そして笹ヶ峰の堰止湖は無くなり。。1929年に笹ヶ峰ダムが水力発電用のダムとして造られ乙見湖が出来て、1980年前後に農業用水用のダムとして更に造られて、野尻湖などと共に高田平野辺りの農地の為に水を供給し、放流時には12カ所の発電所を通過してと、人間の生活の為に使われていますが、誤放水による事故も有ったように滝の水量は調整されたりしているのでしょうしね。

関川第1砂防堰堤が造られても「苗名滝」周辺の土砂の堆積の搬送をしなくては行けないでしょうし、滝や河川の浸食もどこまで防げるか分からないと想います。。

そしてまた1995年の豪雨のような水害があったら、この砂防ダムが出来ても土砂は溜まってるでしょうし、防げるか分からないのではないかと想ったりします。

こう考えるとこの「苗名滝」は関川第1砂防堰堤から下流の人工化された河川の景観と、その上流の人工によって遺されようとする自然景観のせめぎ合いを観る滝と言えるかも知れません。

要は自然景観はそのままにしていても土砂や浸食や洪水で今の自然景観は壊れていくし、観光開発や発電や取水のダムやらの人工化によっても壊れて行く訳ですね。。

滝と言う物は、浸食後退や土砂や崩落で、いつか其処から無くなって行く物であると想えますが、笹ヶ峰ダムが在るとはいえ雪融け水や雨水を広く集めて流れ落ちる中流域の力を感じるこの「苗名滝」には、そんな事を特に感じたりします。

何だか落ち口の抉れは段々と深くなっているような気がしますし、土砂の堆積が限度を超えると下は上がり上は下がるで落差が縮まるとか。。有りませんかね?

そうやって色々と勝手に推測してしまったりしますが。。考えますとやはりこの「苗名滝」は秋の紅葉も良いらしいですが、僕はやはり雪融け時期の瀑水状態の時に観に来るのがベストかと想っています。

初めてこの滝が雪融け水を集めて柱状摂理の抉れた断崖に水を落とす姿を観た時に、僕はこれ以上無い滝の力を観た想いが有ったんだと想います。

このような自然の力に人間は何処まで制御を効かせられるのかと、まだ滝をあまり観ていなかった頃の自分の想いが甦って書いてしまいましたが、標高800m程の位置に在るこの「苗名滝」は、5月には通常なら観れる時期かと想いますし、アクセスも良いので、1度はその時期に観る事をお勧めして終わりたいと想います。

新潟県妙高市杉野沢
電話 0255-86-3911 妙高市観光協会
旧駐車場 50台 新駐車場104台 無料