袋田の滝 公称長さ120m幅73m 茨城県久慈郡大子町袋田 初訪 2000年以前 2003年1月2日 2011年1月3日 日本の滝100選掲載順カウントアップ17/100

この「袋田の滝」に関しましては日本において最強レベルの観光滝の1つなんでしょうね。。

茨城県はなにか太平洋側の鹿島臨海工業地帯や日立市やひたちなか市の工業地帯が浮かび、利根川下流域の東から霞ヶ浦と関東平野の北東部に広がる地域で、あまり滝に恵まれる環境では無い印象を僕は感じでいましたね。

県の面積は6,096.93km2と全国24位ですが、可住地面積は 3,975.87km2で全国4位で、山と言えば筑波山が有名ですが、100選滝でなく100名山に入る中で最低の標高877mしかなく、滝の印象が浮かびません。。

県内最高峰は北東部で福島県と県境になる久慈郡大子町に位置する八溝山1022mで、2位も同じ久慈郡大子町の高笹山922mとなり、山地最南端に位置する筑波山を含め八溝山地内の山が占めてますね。。

なにか千葉県と茨城県は滝環境としては同じような印象で、この辺りには滝の印象が少ない感じですね。。

千葉は愛宕山の408メートル が最高峰と全国1最高峰が低く、やはりこの2県は平野中心ですな。

常磐道と言うのは都心から延びる高速で、僕にとって1番使う機会が無かった高速と言えますね。。

ちょうど住んでる神奈川の中央部辺りから都心を挟んで逆の位置と言えますし、東北方面に行く時は東北道ばかりで太平洋沿岸近くを走る事が無かった感じです。。

しかし珍スポット巡りなどで魅力の有る場所は多々有りますし、足を伸ばさなければと想いますね。

とりあえず向かいますと「袋田の滝」方面の奥久慈辺りに向かう場合は、早朝に都心を抜けて国道4号へ乗るのが基本でしたね。。

もしこの地域に高速で行くとしても東北道を使うと想いますので、やはり常磐道はなかなか乗らずじまいになってしまい残念ですね。。

なんにしても都心より東の遠方に向かう場合は、大体が深夜か早朝なので、東名~首都高~東北道と、金はかけないで空いてる下道を疾走するのが常でしたね。。

「袋田の滝」には3回ほど訪れていますが、色々と各地を訪問しながら辿り着くのでダイレクトに行った事はありませんけどね。。

とりあえず駐車場の問題ですが、袋田の滝へ向かう主要道の県道324号を進むと滝入口まで1.25kmの所に第1町営無料駐車場50台が有り、更に500mほど遠い場所に第2駐車場250台が有るらしいが、なんだかいつも土産屋の方まで入り込んで行って500円くらい払って駐車していた気がしますね。

しかし無料駐車場に停めたのかも知れないし、駐車場は乱立している感じで記憶に無いですね。。

なんだか途中でアユの塩焼きを食べながら散策したのを覚えてますね。。

なんかアユの塩焼きや団子を露店で売る店とか多かったですね。。

ここは冬に来る感じでしたが、毎年正月の3ヶ日は休みなので、雪の心配が少ないエリアに出掛けるのでそうなってたんですね。。

でも今振り返ると、せっかくだから無料駐車場に停めて、滝前の観光街を歩くのが理想だったかと想いましたよ。。

土産屋さん等の駐車場は合計で600台分くらい有るらしいですがね。。

「袋田の滝」はその八溝山の北側を水源とする久慈川の支流である滝川を落ちていますが。。

滝川は生瀬滝を挟んで少し上流で大野川や水根川やらが合流して水量が増すんですかね。。

この辺り生瀬盆地が滝川の水源なんですな。

流れは遅そうだが水質はどうなんでしょうかね。。

しかし日本で、その観光設備においてエレベーターまで有るのは、同じ100選滝に入る「華厳の滝」とこの「袋田の滝」しか僕は記憶しませんが。。

今更ながら、この「袋田の滝」が日本3大名瀑としてなにかと違和感を持って語られると言う事が、やはり僕にとってもこの滝を考える上で最も頭に浮かぶ事となりますね。。

しかし「那智の滝」、「華厳の滝」、「袋田の滝」と日本3大名瀑はどれも100選滝に入り流石の観光滝ですが、世界100名瀑には「那智の滝」、「華厳の滝」と入っていますが、「袋田の滝」は入っていませんな。。

世界100名瀑には他にも富山県の「称名滝」、北海道の「羽衣の滝」と「銀河の滝」、奈良県の「中の滝.西の滝」と日本の滝100選の滝と同じく入ってますが。。

山形県の「梅花皮の滝 」だけは日本の滝100選には選定されずに世界100名瀑に選ばれていると言う素晴らしい滝ですな。。

よく日本3名瀑として他には富山県の「称名滝」、福島県の「三条の滝」、宮城県の「秋保大滝」、静岡県の「安倍川大滝」「白糸の滝」、岐阜県の「白水の滝」、岡山県の「神庭の滝」などが挙がっていますが。。

「白水の滝」以外はどれも100選滝に入り共通していますね。

「白水の滝」はダムで水量調整されて伝々ですが。。

それを言ったら「華厳の滝」も同じようなものなので「白水の滝」が不憫で仕方ないですね。。

しかし滝の形状は3大形態として直瀑、段瀑、分岐瀑になりますから、3大瀑布と言っても「那智の滝」、「華厳の滝」は直瀑で、3滝とも直瀑では芸が無いので。。

1滝は直瀑以外が欲しいところですから、こちら「袋田の滝」のような段瀑を入れるのは分かりますが、それなら同じ4段瀑の富山県の「称名滝」を入れるべきかと想ったりしますね。。

まあ。。だいたい何にしても3大何とかとかは、どうでも良い事だし、他によっぽど良いものが有るのが常だと想いますので、答えなど出る筈も無く。。これくらいのところですね。。

店舗が並ぶ通りを歩いて行きますわ。。

考えますとこの滝は。。

この茨城県と言う地域において、1滝だけ孤立した大滝として存在している印象がありますね。。

1990年に実施した日本の滝100選の人気投票で1位になっただとか。。1927年に日本二十五勝に「那智の滝 」、「養老の滝」と共に選ばれただとか。。

人気には事欠かない結果になっているようですが、選ぶ滝が分散されない地元などの後押しが有るのかと想ったりしましたね。。

そして関東圏内の滝としての訪れやすさや、高スペックかつ氷瀑も観れて季節を問わずに楽しめると言う、都合の良さも有るのかも知れないとか考えましたわ。

入口で300円を払い有名なトンネル観光道に向かいますね。。

トンネルは1979年12月に完成した長さ276メートル高さ3メートル幅4mのトンネルだそうじゃないですか。。

最近はトンネルにイルミネーションやらもして熱が入ってる感じですかね。。

何やらトランスかけたりもしてるとか聞かれますし、胎内観音さんとかと混在してカオスめいてますな。。

滝のライトアップは前から有りましたかね。。

ここはもはや観光化に振り切った施設として楽しむしかないですね。。

滝に向かうコンクリートのトンネルと言うのは、なにか禍々しさが有り僕には楽しい感じもします。。

進んでいくと行きなり滝の正面間近の場所に出てインパクトが有ったのは覚えていますね。。

第1観瀑台って言うんですか。。

滝の3段目の目の前と言う事ですが、僕はこの滝と言えばここからの眺めしか記憶に残っていませんね。。

結局この第1観瀑台からは1段目が観えないとか言う事ですが。。

1段目の上部は観えるし、2段目は滝下の部分が観えないし、3段目は良く観える感じで、4段目は柵から覗けば観える感じでと言う事ですかね。。

観瀑台が有る岩場の滝下から流れが左に折れて流れて行くので、正面から観える観瀑台を造れて都合が良いなとか想いましたね。

落差の有る段瀑と言うのは、なかなか全部が1度に観れない事が多いかと想いますが、この滝は観える方じゃないかと想ったりします。

そして考えれば氷瀑が売りでもありますから。。

最近は氷らない事が危惧されたりもしていたので、バリバリに氷結した滝を観れて幸運でしたよ。。

いつも連れ達には評判が良いので、観る価値は有るんでしょうね。

その昔に西行法師が訪れた時には。。

(四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない)

と絶賛したと言いますが、そこまで来てられないので、とりあえず豊水状態の時に観たいですね。。

僕は個人的に氷瀑よりも流れてる方が好みではありますが、渇水状態が多そうなのでなかなか観れないですかね。。

しかし観光化され過ぎているきらいが有るので僕は醒めてしまっていますが、価値有る景観なんでしょうね。。

次に第2観瀑台へ向かう為の、地元に絡んだ日立製のエレベーターに乗りましたね。。

高低差44mだかの18人最大搭乗人数のエレベーターが2基、第1観瀑台の奥30mに設置されていて、約30秒ほどで第2観瀑台へ着く事になりますな。。

掛かった費用は約5億円らしいですが、総てここのトンネル通行料で賄ったと言うから、この御時世で大したもんですな。。

第2観瀑台は3段デッキ構成になっていまして。。

第1観瀑台から第1デッキ約44m、第2デッキ約48m、第3デッキ約51mとなっているらしいですが、どの段からも観たと想いますが、あまり覚えてませんね。。

樹木が遮る箇所も有りますが、其れなりに滝の全体像を観れると言う感じですかね。。最下段が観えないとかの話がありますけれどね。。

どちらにしろ遠望気味になる為か、滝直下辺りから観る第1観瀑台からの景観が僕は好みですね。。

しかし多様な場所から観れるのは、エレベーターの維持費が収支を圧迫しなければ観光地としてプラスでしょうな。。

でもエレベーターまで増やして、観瀑施設利用券300円は変わらないので、何だかんだ言ってもアトラクション利用料金は安い方かもしれませんな。。

大字町はコンニャクなどが有名ですが、この「袋田の滝」が地元へ寄与した経済効果は計り知れないのでしょうね。。

有る意味で滝の観光地としては、最良のモデルケースなのかも知れません。

しかし自然観光地は大前提となるその自然アイテムが人工では創れないので。。

この地がかつて海底で、海底火山の噴出物が創る固い断崖から滝川の水を落とす事になったと言うこの崖を、地元の方々は御神体の如く想っているのかとさえ想えたりしましたよ。。

水戸黄門様の魂も、瑞龍山からこちらを観つめているかも知れません。。

第1と第2の観瀑台を観た後は、トンネル入口から201m地点だと言う横穴の出口から外に出て、階段を降り吊り橋を渡る感じですかね。。

ここで券の確認が有るとかですが。。

滝観光をするのに最高に金を掛けたくなければ。。

無料駐車場から歩き、トンネルには入らず、通常の流れとは逆になる方面からこの券の確認場所手前ギリギリで滝の下段を観賞して引き返し、吊り橋を渡り返した場所から延びる袋田自然研究路で「袋田の滝」の左岸から上段をキツい階段を登りながら観賞し、上流に在る「生瀬の滝」(落差10m幅20m)を観て引き返してくれば良いんでしょうね。。

調子がよければ途中から延びる道で月居山(404m)まで登ってみても良いかも知れません。

僕は寒さに弱く、連れが必ずいたし、面倒になって行った事無いですけれどね。。

しかし吊り橋方面から観る滝は其れなりに支持されているので良いんでしょうね。。

そう言えばここから屹立する屏風岩が良く観えて素晴らしいですわ。。

対岸にピョコっと天狗岩が在るらしいですが、全く覚えてもいないし写真も無いので、今度行く事が有りましたら最重要で観させて頂きますよ。

しかし滝の落差は実際は100m以下で滝の長さが120mと言う事なんでしょうね。。

吊り橋で入口の対岸に渡り、対岸の降り道を帰って来るのが基本ルートだとは想いますが、多分3回ともこのルートのワンパターンですね。。

対岸は入口より上部になる為にメインストリートがよく観えた感じでしたね。。

なんだかこの滝のキーワードである氷結を表すような氷柱を創る紐みたいなのが有りまして。。

氷柱が出来てたのは安上がりのオブジェとして妙に感心して観させて貰ったのを覚えております。。

しかし考えますと。。

こちらは滝の観光地として最大に大きいのかも知れませんね。。

「華厳の滝」やらは日光エリアとして他に様々な観光スポットが有る中での1つとしてですが。。

こちら「袋田の滝」はなんだかこの滝だけのインディペンデントが垣間観える観光地と言えそうですから。。

なんだか滝より観光街を観て想いに耽る自分がいました。。

しかしこの「袋田の滝」は交通インフラにおいていまいちポジションが悪いきらいが有るのかと想いますね。

なにか東北道と常磐道の間くらいに位置して関東圏内で近いようで遠い印象が有ります。

結局は日光の方がよっぽど近くて、電車も水郡線の袋田駅が歩いても3km程の位置に有りますが、本数は少ないですしね。。

頑張って貰いたいものです。

2003年の正月に来た時は雪が積もっておりました。。

なんでもこちらではシガと呼ばれる氷の小片が無数に川面を流れる珍しい現象が発生するらしいじゃないですか。。

その時は全く考えてもいませんでしたが、この時はどうだったんですかね。。

因みに最初にこの滝に来たのは、遥か昔の車の免許を取って間もない頃で、正確には覚えていませんです。

雪の積もった店の通りは。。なんだか情緒が有り美しくも観えたものでした。。

この昭和の日本的な観光地を観返して想ったのは。。

以前書いた「富士白糸の滝」が、昔の滝壺辺りの店が取り壊されて、世界遺産の観光地化へシフトして何も無い舗装された場所になり、何だか以前の観光化した滝を軽視していた僕に、逆に喪失感が芽生えた事を想い起こしました。。

しかしこの地は世界遺産などの対称には成らなくて済む場所かと想われるので、それを逆手に取り、変に欧州的な発想を取り入れずに、このまま日本の高度成長期が産み出した最大の観光滝のあり方を遺して行くのが理想だと想ったりしています。。

最近は新しい店も出来てるのかも知れませんが、近代化は求め過ぎずにそのままで何処までも突き進めば、廻り廻って基調な遺産になると想ったりするのです。

そんな事を想って美しい雪化粧をした観光道を歩いてこの地を後にしたものです。。

最後に。。

僕はこのような観光化に振った「袋田の滝」を醒めて観ていたところが有ったのは確かです。。

地域の皆様には申し訳有りませんでしたが、僕は「袋田の滝」には3度訪れさせて頂き、3度とも観光街で美味しい昼食を食べさせて頂きました。。

近くのふるさと創生事業の一貫で、約30億をかけて建設した日本一の歩行者専用吊り橋と言われた龍神大吊橋も310円を払い楽しませて頂きました。

日本一大きな地蔵尊様と言われている大子地蔵尊の慈愛に満ちた表情も拝ませて貰い生き返る想いも頂きました。

水戸の街に宿泊した際には、人生の外食で最高値だったかもしれないアンコウ鍋を、万近くの出費をして豪華絢爛食べさせて頂いた事も有りました。。

振り返れば良い想い出ばかりです。

これからも伺わせて頂く事が有るのは必至で有りますのでその時は宜しくお願い致します。。

茨城県久慈郡大子町袋田
駐車場 第1町営無料駐車場 50台 第2町営無料駐車場 250台
民間の店舗駐車場 500円くらい 600台
大事町観光0295-72-1138