秋保大滝 公称落差55m幅6m 宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝 2001年春~夏辺り 2012年7月12日 日本の滝100選掲載順カウントアップ19/100

この宮城県に在る「秋保大滝」に関しましては、東北最大の都市である仙台市近郊の滝と言った印象が有りますね。。

東北地方は一般的に青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県の6県が約66,890km2を分ける感じでして、本州の3割を占めている事になり面積は広いですね。。

約32,420km2の関東より倍以上広いですな。

そう言うなら北海道は約83,456km2あり、東北6県の合計より広いんですけれどね。。

と言う事で考えますと、日本の約378,000km2の国土に対して、東北地方と北海道だけで4割近くを占めている事になりますね。

しかし総人口は2015年の国勢調査によりますと、東北地方6県合わせて900万人割れとなり、日本の人口比率では約7.0%となってしまい、約912万人の神奈川県より若干少なくなったりします。。

北海道は更に少なく約538万人となり人口比率は4.2%で、東北地方と合わせても約11.2%くらいしかなく、やはり日本も土地と人口は偏りが有るとよく分かりますな。

そうした中で宮城県は東北地方で最も面積が小さく最大の岩手県の半分以下ですが。。

東北唯一の政令指定都市である仙台市の中心から車で30km弱で行ける「秋保大滝」は、地元では日本3大瀑布にも呼称されている事からも、東北地方最大の観光滝と感じるところですね。。

僕自身は東北方面に関しましては、仙台市までなら躊躇わずに車で疾走して行ける場所と想っている感じでして、色々と観光がてら「秋保大滝」には2度訪れさせて頂きました。

最初に訪れたのは2001年の春から夏辺りだったと想うのですが、写真が無くなったりで定かでなくなりましたので、2012年の時に絞って書こうと想います。

その時はこっち方面の観光をした最後に寄った感じでしたね。

東北自動車道の仙台宮城ICからも、仙台南ICからも、山形自動車道の宮城川崎ICからも、20km~30km以内で行けますからアクセスは良い方ですね。

そんな事でこの滝に関しましても、其れなりに有名な滝だから行けば分かるだろって考えで向かって、山形県道62号仙台山寺線沿いの大駐車場に停める感じになりましたね。

県道沿いですし、看板も散見されて、迷わずに駐車場が分かりましたからね。。

観光用の店舗も其れなりに有る感じでしたね。。

えらく広い駐車場に見えましたが、混み合う時は満車で停められないらしいですから、人気の有る滝なんでしょうね。。

もちろん僕が訪れる何でもない平日は空いてましたけれどね。。

しかし着く前あたりから小雨が降ってきまして。。時間も15時過ぎで夕方に近くなってきたからか。。殆んど誰もいなくて空き過ぎてましたね。。

なんでも奥の茅葺き屋根は、秋保大滝植物園とか言う施設だったらしいですが。。全く知らなかったですね。

総面積が5haで約52科200種15,000本の植物が有るらしいですが、なんでも入らないと観れない「すだれ滝」なる滝があるらしいじゃないですか。。

何だか閑散としていたせいか、どこも閉まってるように見えましたが営業してる店も有ったのかもしれませんね。

まあ「秋保大滝」を観れたら良いと言う感じでしたが。。なんとも言えませんね。。

ぱっと見て駐車場が広く方々に何となく建物が在り、何処から滝に向かうのか分かり難かったんですが、店舗が並んでる方へ向かったら秋保大滝パノラマの道の看板が有って把握しましたね。。

この大駐車場から滝まで0.9kmで20分と言う事ですから、手頃な距離では有りますね。

この時は雨が降っていましたので、細かい事は考えないで進んで行きましたね。

とりあえずパノラマの道の入口と言える、秋保大滝不動尊への参道鳥居前に立ちますね。

正式には滝本山西光寺であり、山形県山寺の立石寺の奥の院でありますね。

軽く調べますと。。

貞観年間に慈覚大師円仁が東北巡行の時に、山寺へ越える途中で秋保大滝の壮観さに心を打たれ、堂のすぐ側に落ちる秋保大滝で100日間の荒修行をした後に立石寺を開山したと伝えられていると。。

もともとは秋保温泉の湯元付近に山寺を創建しようとしましたが、領主に反対されて出来なかったらしいですな。

そして現在の不動堂は1825年に知足上人により再建されたと。。

その後に近代の秋保奥地の観光開発に生涯をかけた別当大滝周名氏によって堂は完全に修理されたと言う話ですね。

ここで気になりましたのは、木の実や草だけを食べて修行する木食の行者で、不動堂の再建に尽力し、完成後の1828年に「秋保大滝」の滝口から庶民の心願成就を願って投身遷化した知足上人と言う高僧の凄まじさですね。。

とてつもない信仰心とストイックさを持っていられた方と想いますが、それを知ると滝に対して神々しさが増すところですな。

何か滝からの投身と言うと「華厳の滝」の藤村操を想い浮かべますが、こちらの方が印象深くなりましたね。

しかし観光滝として施設を伴う駐車場が大きいせいか、寺の存在がいまいち隅に追いやられている印象がしましたね。。

鳥居を進んで不動堂がすぐに有る感じですね。

ここが山寺の奥の院になるとは知りませんでしたね。。

奥の院といってもかなり遠いのではと想いましたが。。

なんでも山形県道62号仙台山寺線をこのまま進んで行けば、奥羽山脈を直に越えて山寺と繋がる二口林道が、今も通ってると言うじゃないですか。。

しかし二口峡谷を通り、二口峠を越えるルートは、険しく脆く殆んど通行止めらしいですな。。

なんでも平安時代に開通して、江戸時代まで峠道として使われ、更に明治に入ると物資輸送に使われてたらしく。。

しかし1882年に関山トンネルが完成し、旧国道48号となる関山街道が開通して利用されなくなったと。。

だがしかしその後に自動車産業が台頭し、1973年に4億4千万かけて補修し開通させるが、崩落が激しくその倍以上の補修費を注ぎ込んでも殆んど通れないと。。

更にここに来て観光促進を諦めずに全線舗装化しての開通を目指す予定が。。

なんとも熱い話ですが。。

人~牛馬~自動車と社会の歴史と共に歩み苦悩するように感じましたが、壮大な奥の院と言うのも納得ですな。。

そんなんで更に右手を進んで行くと、滝観台へ向かう石段が降りている感じですね。。

緩やかな石段を降りて行きますな。。

けっこう雨が降ったり止んだり怪しい感じでしたね。。

来る途中には秋保温泉が在りますが、仙台周辺の方達には身近な山間部方面の観光地と言えそうですね。。

でも近いと行かなかったりするんですよね。。

どうなんでしょうかね。。

僕は温泉は好きですが、秘湯に向かう傾向がありますので、秋保温泉のような大規模な温泉地は泊まりませんでしたが、温泉街から続く磊々峡などを散策しながら奥州三名湯と言われる湯でゆっくりするのも良さそうですね。。

なかなか行きたい処は沢山有りますので悩むところですな。。

降りると滝観台や茶屋が在る広場に出る感じですね。。

滝観台から「秋保大滝」を観ますと水量豊富そうでしたが、あまりここから観た滝は記憶に残ってないですね。。

しかしここまで滝の飛沫が飛んでくるらしいと言いますから、
なかなか凄いものですね。。

こちらにあった不動茶屋なるお店も閉まってましたな。。

なんでも豆腐やら、あんみつやら、餅やら、美味しい店らしいじゃないですか。。

どうも16時まで開いてるらしいですが、天候により閉まるらしく、正に天候が悪かったんでしょうね。。

いやあ。。寂しい寂しい。。

そうしてパノラマの道を更に進んで行きますと、なんだかけっこうな山道みたいになってきまして、雨も降っていますし、予想より険しく厳しいなと言う想いが過りましたね。。

そうしたらこの道標の場所で車道に出て、呆気にとられましたね。。

不動尊から滝観台を経て道が険しくなってきたと想ったら、確りとしたアスファルトの車道に出て橋を渡る感じでして、渡った先には駐車場も有りまして、雨だしこっちに車停めれば良かったかと想ったりしましたね。。

要は山形県道62号仙台山寺線沿いを進んで、秋保大滝不動尊横の大駐車場が有りますが、その手前のT字路を右折して、パノラマの道の一端を成す滝見橋を車で越えて、橋先の駐車場に車を停めれば、そこから名取川左岸を降りるだけの近い距離で滝下に着ける訳ですね。

10台分くらいの駐車場で、回りの路肩にも停められるかと想われますが、大駐車場に向かう看板は有れど、こちらの駐車場を示す看板等は殆んど見かけられないのは、明らかに大駐車場に停めて店舗や施設に金を落としていって欲しいと言う考えなのでしょうね。。

いやでもそれは悪い考えで、良く考えれば駐車場は無料だし、歴史ある滝に因んだ秋保大滝不動尊を参拝したり滝観台からの遠望を眺めたり、或いは地元の食に触れたり植物を鑑賞したりの施設も楽しんで満喫されたらどうですか、と言う善意有る導きと言えるのかも知れないですね。。

しかしこの時は雨は降るし、店は全部閉まってそうだしで、それどころじゃ無かったですけれどね。。

そんなんで車道を渡った先の遊歩道を降りて行きますが、其れなりに急な道をストレートに川岸を降っていく感じでしたね。。

ここで想ったのは、このような滝に向かう渓谷沿いを歩くのは景観も楽しめて良いですが。。

先程の滝観台から下の道は、鬱蒼とした森の中の傾斜をただ降りてきた挙げ句に、車道に出て進んだ先に駐車場が有ると言う行程で、それが僕には何か虚しく頂けなかったと言う事でしょうね。。

鬱蒼とした森の先に滝が在るなら良いですが、車道と駐車場と言うのがいまいちガックリしたと。。

まあ。。大した距離じゃないんですけれど。。雨でしたしね。。

階段なども伴い、崖っぷちの細い遊歩道を降りて行きますが、橋からは近いもんですね。。

しかし地図には橋から100mとか表示されていますが、そこまで近くは感じませんでしたけれど、悪天候による気のせいですかね。。

若しくは橋から滝までの直線距離で表示しているのかな。。

滝下の状態は降り立ったら好きにしてと言う自然のままで好感が持てましたね。。

岩がゴロゴロしていますが、砂地部分が在り眺めるのに都合良いポイントとなりますかね。。

下流を向くと渡って来た滝見橋が観えますが、この場所だけで言えば急峻な峡谷の底となり、他に人工物は目立たないので良いかも知れませんね。。

この時は雨が降っていた事も大きいですが、えらい水煙が上がって写真撮るのもキツかったですな。。

しかしこの「秋保大滝」は水煙が舞うマイナスイオンが良いと言う事ですから、最高に浴びれる状態だったのかも知れませんな。。

実際は雨ばかりが降り注いでいたと言う状態かも知れませんけれどね。。

降り立ったすぐ左岸から勢い良く支流が流れ混んでますね。。

えらい水煙を上げていますが、滝壺から下流の流れは穏やかですね。

この滝を観賞する上でのポイントはやはり、滝壺左岸の岩場を登った場所から観ると言う事で、登って行きますね。。

けっこうギリギリまで登って行きましたが、上手いこと一枚岩のスロープで、草も繁って捕まれたので危なくは無かった感じでしたね。。

滝を中間の高さの横から間近で観れるのは良いですね。。

でも僕は景観的には滝下から観る景観が良かったと想えましたね。。

この辺りは標高300mくらいで、大東岳と神室岳にはさまれた二口峡谷辺りを源流とし、名取川の全流を集めて落ちていると言う事で、けっこうな水量が落ちていると想え、この滝下からの景観は回りが高い崖に囲まれ水煙立ち込めるせいか、観光滝を忘れさせる感じでしたね。。

雨は降り続け腹も減ってきましたので、今度は登りでパノラマの道を帰るのが面倒にも想いましたが滝壺で。。

(そう言えば駐車場向かいの蕎麦屋は開いてなかった?食べていかない?)

とか言って勘違いして、戻ったらやっぱり閉まってて、虚しくこの地を去って言ったのを覚えています。。

でも水量が多目の「秋保大滝」を独占して観れて良かったですね。。

最後に。。

この「秋保大滝」に関しましては、都市近郊の100選滝としては大きめで豪快な滝になるかと想いましたね。。

山形県道62号仙台山寺線を走ると二車線で走りやすく、観光地なんですが回りの山並みとかを観ると山深い感じもしましたね。。

と言うかこうして改めて書きますと。。

前述しましたが、山寺の奥の院と言いうけど遠いなあと想ったのですが、県道仙台山寺線の先から山寺まで直通する峠越えルートの二口林道の事を忘れていまして、この道を通って山寺に向かえば20kmくらいの距離なんですね。。

仙台山寺線と言うくらいですから分かるものでしたが、しかしこの道は冬季通行止めで、崩落が頻発し通行可能期間が年に1ヶ月も余裕で無いような厳しい林道なんですね。。

書いていて想い出したのですが、前に山寺を訪れた時に事情も知らないで、山寺側からこの林道を通って「秋保大滝」行けないかと向かい、引き返した記憶が甦ったんですよね。。

その時は山寺側から少し行った場所で通行止めになっていまして、ダメージは無かったんですけれど、懐かしい記憶が甦りましたね。。

確かにここが確りと繋がれば、観光地である山寺と「 秋保大滝 」と秋保温泉を連続で楽しめて、観光産業としては一縷の希望も持てるかも知れませんが、なんとも言えませんね。。

この道に関しましては、東北と言う日本としては広大な地において、全国でも3例しかない隣接する2つの県庁所在地を伴う地方都市においての、過去の城下町時代からの交通ルート開拓に端を発した問題であるかと想いますが。。

近く隣接すれど、地形は厳しいと言う状況が産んだ難しい問題であり、今は北に国道48号の関山街道、南に山形自動車道と並走して国道286号の笹谷街道がありますからね。。

しかしここで以前頓挫していた二口トンネル構想が、震災後に防災道路としての価値を理由にもして、一部で上がったりしているらしいですね。。

造るとしたら猛禽類の保護や雪の影響を避けて、最低でも8.2kmのトンネルが必要で、費用は最低でも660億必要でと言う大変なものですね。。

とりあえずこう言う事はいつもの如く、部外者は口を挟まずに気に留めていこうと想います。

そんな事で気になり調べますと、二口林道の衰退に自然環境以外で直接の原因となった旧関山トンネルは、標高594mに長さ284mのトンネルを造った訳ですが、今は廃トンネルとなり、建設時の爆発事故などで沢山の方が亡くなったりもしたせいか、地域では有名な心霊スポットになっているらしいじゃないですか。。

現関山トンネルは標高531mに長さ890mとなりますが、こうして考えますと僕の住む近郊にも廃道や廃トンネルは在りますし、道路事業について考えさせられる想いです。。

とりあえず二口林道は2011年に12年ぶりに開通しましたが。。

年間で2011年8日、2012年14日、2013年11日、2014年22日しか開通しておらず危ぶまれるところですが、ここにきて廃道とはせずに2017年度には全線舗装に向けて工事もするそうですね。。

事業予定費は3億円らしいですが、なんとも熱い話で、是非とも開通したら通らせて頂きたいですね。。

しかし道として素人目に僕が気になったのは、看板が殆んど無い滝見橋先の駐車場の道ですが、その先にも秋保大橋と言う其れなりの大規模な橋が架かかり、田園地帯を抜けてまた合流する道はそんなに必要な道なんですかね?

県道仙台山寺線のバイパスである市道上の原森安線と言う事ですが、3kmくらい複線になるだけでして、観光産業からしたら店舗を伴う大駐車場に誘導したい筈で、橋横の滝に近い駐車場は要らなそうですし。。

なにか田園地帯の農家の方達や、林道が山奥まで延びているので、林業やダム建設やらで必要なのかも知れませんが、大金かけて橋を通して繋げなくても入口は1つとして、行き止まりでも大丈夫な気がしたんですけれどね。。

県道仙台山寺線の登りのS字カーブを回避する為のバイパスと言う話も有りますが、そんなに厳しい道と言う記憶は無いんですよね。。

もしこの道が滝見橋を建設しないで繋がって無かったなら大駐車場からパノラマの道として 。。

不動尊~滝遠望~茶屋ときて~森林を抜けて~名取川を越える吊り橋かなんかを架けて~「秋保大滝」の滝下。。

と言う遊歩道を通せば情緒も有り良かったんじゃないかと想えたんですよね。。

これはあくまでなんの事情も知らない余所者の僕の妄想の話ですけれどね。。

まあ。。その話はいいとしまして。。

どちらにしろせっかく訪れたなら、「秋保大滝」が在るからこそ建造された秋保大滝不動尊を見学し、遠望の観瀑台からの眺めを観て、じっくりと滝観光を楽しみながら滝に向かえるパノラマの道と言う遊歩道を通って滝を観に行く事で良いと想いますけどね。。

いずれにしろ滝下まで行った方が良さが分かると想われますしね。。

この滝は観光滝として100選滝に入れるには程よい滝とは想いますし、一般観光で訪れるには秋保温泉とのコンビネーションで良い観光が楽しめるかとお勧めする気持ちです。

僕としましてもこうして振り返りますと、観落とすところが多くまた訪れたいですね。。

調べますと。。なんだか二口林道入口に在る二口温泉ばんじ館は閉まってしまったらしいですが。。

いつか時間が合えば、姉滝や磐司岩や白糸の滝らを観ながら二口林道を通る事が出来ればと想います。

やはり今まで訪れた場所も観落としている事ばかりで、こうして書くと新しい発見が有り有意義だと染々想うところで終わりたいと想います。

宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝

秋保大滝不動尊横 駐車場 普通車 100台
滝見橋横 駐車場 約10台

問い合わせ 022-398-2323 秋保温泉郷観光案内所