姥ヶ滝 公称落差111m若しくは76m 幅約40m 分岐瀑 石川県白山市中宮 2005年6月16日 2011年6月25日 日本の滝100選掲載順カウントアップ39/100

この(姥ヶ滝)に関しましては、 なにか日本でもトップクラスの無茶な観光道路である白山スーパー林道の滝群としての印象が強くなりますかね。。

なんだか2015年に白山白川郷ホワイトロードと言うソフトケッシュされた名称に変更したらしいですが、以前の白山スーパー林道の方が名前的に硬派でしっくりくるので、こちらの名称を使って行きたいと想いますがね。。

要は岐阜県白川村と石川県白山市の標高600~1450mの間を、全長33.3km、巾員6.5mの全2車線完全舗装で通した有料の自動車専用道路であり、石川県と岐阜県の間を、他県を通らずに通行できる唯一の車道でありますと。。

とりあえずこの道と、道の石川県側に沿った(姥ヶ滝)を含む蛇谷峡谷の滝群の存在を知ったのは。。

ちょうど2000年辺りの夏に白川郷を訪れた時に、この先に通行料が普通車で3150円もするえらく高い有料道路があってけっこう良さそうな滝が観れるんだと言う事からでしたね。。

その時は白川郷を夕暮れまで観光して帰ったのですが。。

とりあえずその後の2005年6月に、滝巡りを始めたのもあり、白山スーパー林道を白川村方面から進み、白山市方面の出口となる中宮料金所を出て直ぐの中宮温泉に泊まる計画で向かおうと言う事になりましたね。。

それで向かって行ったのですが。。

こちら神奈川県相模原市辺りからは中央道方面から進んで松本ICで降りて国道158号線~国道156号線を使って約330kmくらいだと。。

松本ICから下道で約160kmくらいで途中で有料の安房峠道路など通りと言う事ですが、何とか苦しいですが一走りで行ける感じでしたかね。。

2008年だかに東海北陸道が全線開通して東名高速で名古屋を経由して白川郷ICで降りるルートも有りますが、基本的に白川郷辺りに向かうなら、最長でも相模湖IC~松本IC間の深夜割りで高速代が2000円台で済む中央道方面からになりますかね。。

白川郷を最奥とする岐阜県辺りまでは過去に何度も来ている感じでしたが、なんだかこの時は途中で、飛騨古川の瀬戸川と白壁土蔵辺りを散策したりしましたね。。

でも眠気が覚めなかったのか、余り覚えていませんね。。

その後に巨大なロックフィル式ダムの御母衣ダムを経由して白川郷に向かって行きましたと。。

うろ覚えだけれど、御母衣湖の周りを走った時に水路だか渓流だかが豪快に流れていたような記憶が有りますね。。

御母衣ダムは堤高131m、堤頂長405mとなる日本初の大規模ロックフィルダムでありますと。。

20世紀のピラミッドとまで言われた御母衣ダムは、水没予定地の荘川村などが中心となり、(御母衣ダム絶対反対期成同盟死守会)などが結成されたりして激しい反対運動が起こった末の1961年に完成したと。。

なんでも大戦後の日本の経済復興に、水力による電力開発は急務であり、1952年電源開発促進法が制定され、電源開発株式会社が設立されたと。。

国家発展の為とは言っても、1200人もの住民に故郷を去る決断をしてもらう事は、電源開発株式会社総裁の髙碕達之助にとっても苦渋の選択であり、 それを酌んだ髙碕達之助が桜研究家として知られた笹部新太郎の協力のもと、 今は湖底に沈む荘川村中野地区の照蓮寺および光輪寺の境内にあった2本の巨桜を大移植させたと。。

御母衣湖畔の展望台に立っている樹齢450年余の2本の巨桜は、その木だと言う事ですが。。

巨大ダム建設に当たっては必然の話となりますが、なにか切ない気持ちになりますね。。

そんな事で、なにかこの辺りでは積み上げられた石が壮観な御母衣ダムの印象が強いですね。。

そんな感じでユルめに観光をしながら、昼前くらいに白川郷の萩町地区に着いて、ここも普通に観光して行きましたね。。

訪れるのはいつも平日の何気無い日ですから、そんなに人もいなくて悪くは無いところですかね。。

何だかんだ言っても、白川郷の近くに来ると寄ってしまう感じですかね。。

それに白山スーパー林道の岐阜県側の入口は新名の通り白川郷って感じですからね。。

こちらも年間180万人に迫る観光客が押し寄せ、山間部の慎ましい集落と言うような趣は無くなっているんでしょうけど、僕もその内の1人として、訪れてしまっている感じですかね。。

何だかんだ言ってこちらは冬景色も良いですが、僕は新緑の季節が良いですね。。

畑に緑が生い茂り、水路なんかに綺麗な水が流れていて、コイやらニジマスなんかが泳いでいたのが印象に残っていますよ。。

けっきょく昼を食べたりしてゆっくりしてしまいましたよ。。

うどんかなんかを食べて、木をくり貫いた樽かなんかに水を貯めて冷やしたラムネを飲んで美味しかったと記憶していますよ。。

でもなんだか最も印象に残ったのは、村の真ん中辺りの集会場の片隅辺りにあった巨大でボロボロの鹿威しだったかと想いましたよ。。

そして最後に荻町集落を一望できる天守閣展望台なんかも行ったりして、満喫して白山スーパー林道に向かったのでした。。

この時は、標高2702mを誇る日本三霊山のひとつである白山の滝群を観ると言っても観光化された道だと言う事で、何もかも普通の観光旅行って感じで訪れましたかね。。

白山スーパー林道の岐阜県側の入口は、飛越峡合掌ラインとなる国道156号線の鳩谷と言うデイリーヤマザキが目印のY字路を入って行き、直ぐ先で右折と言った微妙な場所となる感じですが、ここから約4.3km先の馬狩料金所までは無料区間であるらしいですね。。

入口はなんだか質素なもんですが。。

反対の石川県側も岩間温泉などに向かう、石川県道53号岩間一里野線との分岐辺りが入口となり、中宮料金所までの4.5kmが無料区間と言う事ですね。。

けっきょく有料区間は標高約770mの馬狩料金所から最高地点1450mの三方岩駐車場を経由して標高610mの中宮料金所へ着く間の24.5kmと言う事になりますが。。

とりあえず白川郷側の無料区間とかは、其れなりに走りやすい道だったと言うくらいで覚えてませんね。。

観所は多いと言う事で、しっかり観るなら有料区間は地図を手に進んで行く感じですかね。。

この時は確りと3150円の通行料を払ったと想いましたよ。。

マップによく掲載されている馬狩料金所付近のトヨタ白川郷自然学校と言うのは、自動車メーカーのトヨタが出資した体験型宿泊施設って感じの場所で、観光ポイントではないんでしょうしね。。

しかし何だかこの時は、連れの友人に運転を変わって貰ったら、さっさと進んでしまい、ろくに景観を観無いで林道を走り去ってしまった記憶が有りますね。。

そんな事で、白山スーパー林道の事を考えてみますと。。

基本的には白山スーパー林道は、1967年に着工し1977年に開通した未開発資源を目的とした特定森林地域開発林道でありますと。。

正式には白山林道と言う名称で、国道360号線の不通区間を結ぶ形となっていて、 1988年に全線2車線化され、大型車の通行も可能になりましたと。。

どこのスーパー林道も類似するらしいですが。。

この白山スーパー林道の建設にしても、木材搬出が主目的と言う事ですがそれは殆んど無く、石川県と岐阜県の経済交流道路、更には金沢市から名古屋市までの金名線構想の実現の一貫としての地域振興の観光道路として建設されたらしいと。。

しかし基本的に積雪の為に開通期間は6月上旬~11月10日辺りまでで、2輪車は通行禁止で、歩行者通行禁止で、夜間も通行禁止となり 6月~8月は開通時間が7:00~18:00時、出口閉鎖時間19:00時となり、9月~11月は8:00~17:00時、出口閉鎖時間18:00となりますと。。

ETCカード、ハイウェイカード、クレジットカードなどは使えず現金払いのみとなり、敷居の高さもトップクラスになっている感じですかね。。

料金は何にしても時が経てばディスカウントされるものですが。。

白山白川郷ホワイトロードになってからは以前の通行料金であります普通車片道3150円、往復4890円が、普通車片道1600円、往復2600円と、約半額になりましたと。。

まあアクアラインなんかは直ぐに安くなったきらいが有りましたが、こちらは38年してやっと値が落ちたと言ったところですかね。。

因みに反対の料金所を抜けずに引き返してくる分には片道料金で良いと言う事ですが、まあそんなものでしょうね。。

そんな事で2005年の初訪の時は、林道の岐阜県側はあまり多くの施設やらスポットは無いらしいですが、どちらにしてもさっさと進んでしまってあまり記憶が無いですね。。

途中のゲートから約6kmの標高1200m地点に有料区間内で唯一の売店やら食堂となる蓮如茶屋が併設された白川郷展望台などが有ったらしいですが、寄りませんでしたし、山並みやらブナの原生林やら高山植物も観どころだと言う事で、何となくそんなものを眺めながら進んで行ったんでしょうね。。

そんな事でこちら白山スーパー林道を含む特定森林地域開発林道について考えてみますと。。

スーパー林道とはこの俗称で有り、主旨としては、地勢等の地理的条件が極めて悪く尚かつ豊富に森林資源はあるが開発が十分に行われていない地域において林業生産の増大に資するとともに、林業以外の産業の振興にも寄与するために造られるものでありますと。。

実施されるには農林水産大臣の定める基本計画に基づき森林開発公団が実施計画を作成し、都道府県知事と協議の上で、大臣の認可をうけてる必要があるらしいと。。

とりあえず過去の事から振り返りますと。。

戦争中の乱伐によって日本の森は荒廃し、全国いたるところに裸山が残される中で、戦後復興と朝鮮戦争特需により燃料やら建築などに使う木材需要は増大すると。。

これに対応する為に1951年には森林法が改正され、大面積皆伐と拡大造林政策が実行されていったらしいと。。

そしてこの時期は、家庭燃料が薪から電気、ガス、石油なんかに変換して、薪として好まれる広葉樹から成長の早い針葉樹が良いと言う事で、雑木の森なんかが次々にスギやらヒノキの人工林に変わっていきましたと。。

これで花粉症を引き起こしましたと言う事ですよね。。

そんな中1956年に、農林水産省の外局となる林野庁の外郭団体であり、農林水産省の天下り先特殊法人らしい森林開発公団が設立されたと。。

当初は時限立法として紀伊半島の熊野川流域と四国の剣山周辺の森林開発の為に設立されたらしいですが、その国有林野経営に独立採算制が導入されたと。。

理由としては、戦中に荒れた山の再建に一般会計を使いたくなかった国の思惑と、木材は売れると言う事で、広大な国有林管理に自分たちの権益拡大を目論んだ林野官僚のねらいが重なった為だとか。。

しかし見込んでいた需要が、 60年代の木材輸入の自由化、 70年代の為替の自由変動相場制への移行、そして1985 年のプラザ合意をきっかけにした円高ードル安によって国内の木材需要は激減し、現在の日本の木材市場は外材が 8 割を超えるに至ると。。..

そこで森林開発公団は権益維持拡大の目的を含めて 、1965年から1990年までに全国で23路線、総延長距離1179kmとなる幅員4.6mのスーパー林道を、総事業費1018億円を投入し造って逝ったと。。

そして更に森林開発公団は1969年からは、全国7ヵ所の森林地帯に2488kmもの林道を建設すると言う大規模林業事業に着手して逝ったと。。

激しい反対運動なんかによって現在凍結されているらしいですが、今のところ約半分強の工事が終了しており、それに使われた金額は約1兆円だとか何だとか。。

そんなスーパー林道群の中で殆んど使われないような林道も在る中で、こちらの白山スーパー林道は、一般車を主体とした有料観光道路として最も華々しく現在に至っている感じですかね。。

そんな中で、この時に最初に白山スーパー林道で車から降り立ったのは、馬狩料金所から約10.5kmで林道の最高地点となる1450mに位置する三方岩駐車場となりましたが、ただ降りただけで何をした訳でもなかったですね。。

この先の三方岩トンネルの先は石川県となるらしいですが、けっきょく僕は蛇谷峡谷の滝群を観るのが主旨で、それ以外は疎かになっていたんでしょうね。。

話を続けますが。。

こちら地域振興の観光道路として建設されたらしいと言う事ですが。。

白山スーパー林道の事業費は25.6億円だったとからしいと。。

そう言えば、広河原から登山した時に利用した、南アルプススーパー林道は48.9億円掛かったり。。

加仁湯温泉に行く時に歩いたのを想い出した、奥鬼怒スーパー林道は108.7億円とか掛かったらしいですね。。

でも何だかもっと掛かってそうに感じましたけどね。。

まあ土地の買収なんかやらは要らないんだろうし、施設なんかはまた別料金なんでしょうしね。。

しかしガードレールとかミラーやらは効果費用として工事費に入ってないとかの話も有るし、周辺の治山ダムやら砂防設備は別なんだろうし、金額なんかは何とも言えない感じがしましたかね。。

駐車場やら施設なんかも別費用になってそうな感じなんですかね。。

それでまあこれらスーパー林道や大規模林道の建設目的を総合しますと。。

木材の搬出や造林、水源の保護、地域振興、流通の向上、災害時のルート確保、地球温暖化防止、林道による土砂崩落の軽減など沢山の有効な価値が有ると言う事だったらしいですが。。

結果としては。。

生態系を伴う自然破壊、地盤の脆弱化、水源林の破壊、 地元市町村などへ管理が移管による地方財政の圧迫、放置された人口林や林道、巨額な税金の無駄使いなんかを起こしていったらしいと。。

そんな中で1950年から有る緑の募金などは現在も存続しているらしいですが、1984年には緑のオーナー制度なんかも作り、国民から金を集めたりすると。。

更に1987年にはリゾート法が制定されて規制も緩くなり林野庁はヒューマン・グリーン・プランなる事業により国有地を企業などに有料で貸し付けてスキー場やゴルフ場やリゾートホテルを造り自然を破壊していったと。。

日本の国土の約67%が森林であり、その内の約3割が国有林となり、即ち国土の約2割を林野庁が国有林野事業として管理経営を行っている訳ですが。。

こうした事を特別会計である財政投融資なんかを使って行ってきた林野庁の累積債務は増加し続け、1998年には3兆8000億円の巨額に達し、国有林野事業改革関連2法が制定され、2兆8000億円が一般会計に引き継がれ税金で賄う事となり、残りの1兆円は2048年度までに50年かけて林野庁が返済する事になったらしいと。。

そんな事ですが、この2005年に白山スーパー林道を訪れた時は、 三方岩トンネルを越えて1km先の標高1430mとなる栂の木台駐車場にも寄っていますが、何だか覚えてませんね。。

更に話を続けますが。。

そうした過程の中で森林開発公団は、 1999年に農用地整備公団を併合して名称を緑資源公団となり、2002年には特殊法人から独立行政法人となり名称を緑資源機構に変え、2008年には緑資源機構廃止に伴い森林農地整備センターに変わり、2015年には農地整備が総て終わり森林整備センターとなり、現在に引き継がれているらしいと。。

そんな中で2012年に国有林野事業特別会計は廃止され、それを一般会計に組み込むことになったらしいですが。。

その時の累積債務はけっきょく自己返済する筈だった約1兆円より増えて1兆3000億円となり、税金で賄う事になったらしいと。。

こう言った話は調べたりすると切りがないのですが。。

現在も林野庁は毎年森林整備に約1200億円を補助していて、それでも年間で500~600億円足りず、補正予算で数100億円を追加している状況だと。。

そんな事で最近は、地球温暖化防止策の一貫で、民間の放置されているスギやヒノキなどの人工林を公的に管理する森林バンク制度などを作り、住民税に上乗せし、1人当たり年1000円を徴収する森林環境税を徴収しようとしていると。。

これらの森林開発公団を元にした事業は、一部の土建業者の活性化とそれにつながる政治家や地区の有力者の利益やら役人の天下り先の確保が目的だったとからしいですが。。

要は林野庁が自分達の権益やら収入を伴う仕事の確保の為に必死に破壊道を造っていったと言う事なんですかね。。

通常の道は国土交通省が管轄していましたが、林道は農林水産省だと言う事ですからね。。

まあ林野庁に限らずこれらの公共事業は全国で行われますます大型化、広域化の傾向にありますと。。

そんな事も含めて、国の予算として報道される一般会計の歳出総額は現在約100兆弱となり、特別会計はそれを遥かに上回る約400兆となり、国政全体に色々とですかね。。

そんな事で、この2005年に白山スーパー林道を訪れた時は、ろくに何も観ないで蛇谷峡谷一番の大滝とか言われてる(ふくべの大滝)に着いてしまいましたね。。

けっきょくこの白山スーパー林道で滝やら峡谷を観る場合は、馬狩料金所からは約18.5km、中宮料金所からは6.5kmの地点となる(ふくべの大滝)を最奥に、蛇谷峡谷と呼ばれる尾添川上流を下流の石川県方面へ向かってと言う事になるかと想いますが。。

先程の栂の木台駐車場から標高約900mの(ふくべの大滝)の間には、標高約1350m辺りに在る白山展望台やら標高約1100m辺りに在る国見展望台やらが有って、ヘアピンカーヴやら含めてぐにゃぐにゃ降りて来た感じでしたと。。

しかしそれらは寄りもせず、観もせずで、走り去ってしまった感じでしたかね。。

岐阜県側はあまり多くの施設が無い代わりに、側道に車を停めるスペースが多く有るとからしいですが、景色も何も観た記憶が無いんですよね。。

家を出発してから散々山並みを観ながら走って来たせいだって言うのも有るんでしょうかね。。

そんなんで、この時はただ走っただけに近い、かなりいい加減な訪問となったのでしょうね。。

何故か(ふくべの大滝)以外に何かを観た記憶も無いし写真も残っていませんね。。

100選滝の(姥ヶ滝)が必須のポイントなのに、全く何も残って無いですね。。

その為に後述する2011年の再訪となるのですが。。

けっきょくその時は石川県側から入り(ふくべの大滝)までしか開通しておらず、それより先となる岐阜県方面の白山スーパー林道は観る事が出来なかったので、この時が唯一の(ふくべの大滝)から岐阜県方面の白山スーパー林道を通った時なのでした。。

そう考えますと確りと観光ポイントを観れば良かったと後悔するところですが、たぶんこの様な沢山の観光ポイントが在る場所に来ると、本命のポイント以外はだいたい観損ねる事になるので、いつもの事だったかも知れませんね。。

そんなんでこの2005年に白山スーパー林道を訪れた時は、さっさと予約していた中宮温泉の(にしやま旅館)に着いてしまいましたね。。

中宮料金所を出て直ぐに左に曲がって約300mだかで着くと言う事で、白山スーパー林道が開通するのに合わせて鉄筋5階建ての宿にしたらしいので、宿数3軒くらいしかない秘湯だった中宮温泉らしいですが、白山スーパー林道の開通の恩恵を最大に受けているところに感じますかね。。

想えばこの頃は(日本秘湯を守る会) に指定されている温泉宿によく泊まっていましたが、こちらもその1軒で、創業は1869年だとか。。

奈良時代末となる約1300年前に開湯したと言う事で、(にしやま旅館)も創業150年だとか。。

明治や大正の時代は交通手段は徒歩のみで、癒しを求める多くの方が城下町金沢や白山比咩神社のある鶴来から、丸1日かけて歩いて訪れたと言う事ですが、今は楽なもんですかね。。

中宮温泉は含重曹弱食塩泉で、古くから胃腸の名湯として親しまれてきた飲む事の出来る温泉だと言う事ですが。。

そんな事で、なんだか紹介でよく観かけてた檜の桶造りの露天風呂である(ぼーの湯)にゆっくりと浸かったりして過ごしましたね。。

翌日は早起きして宿の周りを散策なんてしましたが。。

こちらは白山国立公園の中、日本百名山の霊峰白山の北麓に位置する温泉で、山深い標高約700メートルの湯の谷川沿いに湧く秘湯だったと言う事だと。。

なんでも白山とは標高2702mの御前峰、標高2684mの大汝峰、標高2677mの剣ヶ峰の3主峰と周辺の山々からなるものだと。。

周辺は日本海側に位置する豪雪地帯であり、17世紀まで活動記録のある活火山であり、日本で最も西にある高山帯をもつ山であり、山頂付近はハイマツと高山植物に覆われているらしいと。。

標高1600m以下の山麓にはブナを中心とした自然林が広がり、 標高1,600m~2,400m付近の亜高山帯には主にダケカンバやオオシラビソが、2,400m以上の高山帯にはハイマツが生育して、その他に高山・亜高山帯にはハクサンフウロやクロユリなどが生育し、標高や地形や雪融けの違いにより様々な環境ができ、250種類もの高山植物が生育するらしいと。。

そして白山にちなんだ植物がおよそ20種類あり、山にちなんで名付けられた植物の数は日本一と言われてるらしいと。。

またキノワグマ、ニホンカモシカ、ニホンザルなどの大型哺乳類や、イヌワシ、クマタカなどの希少な大型猛禽類が、全国的にみても高い密度で生息していますと。。

その理由のひとつとして、山麓にブナを主体とする広大な広葉樹林が広がっている事が有り、ブナ、ミズナラ、トチノキ、カエデ類からなる広葉樹林は、多様な環境を作っていて、大型哺乳類だけでなく、 ニホンザル、ヤマネ、モモンガ、テン、ニホンリスなどの中小型哺乳類も多く生息しているらしいと。。

そして白山は日本を代表する自然の風景地を保護し利用の促進を図る目的で、1955年7月には都道府県が管理する国定公園に指定され、1962年11月には環境省が管理する国立公園に指定されましたと。。

日本には32の国立公園が有ると言う事ですが、白山国定公園は白山を中心に石川県(25735ha),富山県(2742ha),福井県(5206ha),岐阜県(14017ha)の4県にまたがる約477.00km2の範囲となり、南北40km、東西30kmにわたる公園でありますと。。

その内の全体の35.8%となる17857km2が特に厳重に景観の保護を図る必要のある特別保護区になっているらしく、1980年には 国連のユネスコ事業であるMAB計画で生物圏保護区(ユネスコエコパーク)に指定されており(日本では 屋久島、大台ヶ原・大峰山、志賀高原、白山の4カ所)、国際的に認められた保護区でもありますと。。

他の場所も国立公園として特別地域になっていまして。。

その他にも原生的で貴重な天然林が残されているところを保存する(森林生態 系保護地域(林野庁))やら鳥類や哺乳類の保護繁殖を図る目的として狩猟が全面的に禁止されている場所を指定する(国設白山鳥獣保護区)やらになっていると。。

そんな事で、公園内に何も指定されていない普通地域は無くて、国立公園として面積は広い訳では無いですが、とても上質な国立公園であるらしいと。。

要はこちらは大切で素晴らしい自然の中らしいと言う事ですね。。

そんな事で2005年に訪れた時のその後は、通行料が勿体無いので引き返す事は無く、ろくに白山スーパー林道の滝群を観ないで、反対方向の石川県側から国道157号線を走って行く事になりましたね。。

白山スーパー林道の石川県側の無料区間の尾添川はやたらと緑色に染まっていて印象に残り、 蛇谷川、中ノ川、丸石谷の3本の支流が合流する、通称(三ツ又)と言われる場所を、尾口第一ダムの辺りで車を停めて観入ったのを覚えていますかね。

まあ尾添川とかは岩魚の宝庫とか言われている感じですが減ってるとかも聞くし、何処も発電所や急峻な地形や脆い地質の為の堰堤やら沢山ですし、温泉水の混入も有るだろうし、水質が良いのかは分かりませんがね。。

この時はその後に、国道157号線~国道158号線と走り、郡上市辺りに戻って来て大滝鍾乳洞やらを観てフラフラして帰ったと想いましたが。。

尾添川との合流地点より上流の手取川に造られた北陸地方最大の堤高153m、堤頂長420mのロックフィルダムである手取川ダムを観た時はインパクトが有りましたかね。。

手取川水系の尾添川は、支流 として目附谷、雄谷、蛇谷、中ノ川、丸石谷などを有して、尾口村瀬戸野付近で手取川と合流し最終的には美川町で日本海に注ぎますが。。

同じ白山域を源流として流れる九頭竜川に造られた堤高128m
堤頂長355mのロックフィルダムである九頭竜ダムも通ったので、御母衣ダムと併せて何だかこの地域は巨大なロックフィルダムが幾つか有る地域なんだと言う印象が強いですかね。。

そんな事で、この辺のダムも色々と住民の方の反対や自然破壊の末に造られたんでしょうが、この時は(姥ヶ滝)を含めてろくに滝を観ない旅行をして帰ってしまったのでした。。

そんな事でこんなんじゃ話にならないので、2011年6月15日にもう一度訪れて(姥ヶ滝)を含む蛇谷峡谷の滝群を観ると言う事で白山スーパー林道に向かったのですが。。

この時は同じ100選滝となる福井県の(龍双ヶ滝)を訪れた後の16時過ぎくらいに石川県側の入り口となる中宮料金所に着くと言う、少し慌ただしい来訪となりましたかね。。

とりあえず夏期ですから最終入場18時、閉門時間は19時となり、余裕で料金所を通過出来ますが、ゆっくり観るには微妙な時間にはなってしまいましたと。。

想えば前回の2005年に訪れた時に(龍双ヶ滝)なんて観に行ってしまえば良かったのにとか想いましたがね。。

料金所に着くと、何でもまだ全線開通していないらしくスタッフの人が。。

((ふくべの大滝)までは行けますから、良かったら観て行って下さい。。)

とか言って、愛想よく勧めてくれたりしましたね。。

料金は通常の普通車3150円では無くて割引で2440円。。

時間やら全線開通していない事は事前に分かっていましたが、通行料金の事は曖昧でしたので、安く済んで良かったですね。。

まあでも現在は通常で普通車1600円とかですし、一部開通なら1000円とからしいから高いっちゃ高いですけれどね。。

まあでもとりあえずこの時は、滝さえ観れたら良いと言う事で悦んで進んで行きましたよ。。

通行券みたいなのは、白山スーパー林道で唯一蛇谷峡谷に架かる全長70m、高さ45mのアーチ橋であります蛇谷大橋の景色がプリントされていましたね。。

蛇谷大橋は溶岩が冷え固まってできる柱状節理の岩壁や、そそり立つキタゴヨウマツやら(うくずれ谷の滝)なんかがアクセントとなる絶景ポイントらしいですが。。

駐車場がないので走り抜けるだけとなりやすいらしく、僕も覚えて無いので通行券取っといて良かったですね。。

そんな事で時間は16時過ぎなので、ゆっくりもしていられないと言う感じで有料区間を進んで行ったのですが。。

とりあえず石川県側から白山スーパー林道を進んで来た場合は、中宮温泉に右折する道の手前の橋で尾添川の右岸から左岸に道が変わり、中宮料金所から蛇谷大橋までは左岸を進んで行く事になりますと。。

それで標高約610mの中宮料金所から約1.5km進んだ先の標高約630mの場所に、蛇谷峡谷の最初の滝となる(しりたか滝(後高滝))が観られると言う事ですね。。

駐車場は無いと言う事で、近くの路肩にあるスペースに車を停めて観る事にしましたね。。

なんだか雲みたいなのが自分が立つ位置と同じくらいの高度に漂っていて、高い場所に居る感じがしましたかね。。

白山地域の地形は、 長い間の河川の流水や雪崩や岩石の崩落などによって、地形が少しずつ浸食されてきた為に殆んどが急峻な地形となっていて、蛇谷やその周辺地域は主に凝灰岩から出来ている為に、浸食に対する抵抗力が特に弱く、河床はひときわ深く切り刻まれてV字峡谷を創り出しているらしいと。。

雰囲気としては同じく国立公園内に在り凝灰岩のV字峡谷となる(称名滝)及び称名川を観に行った時の景観に類似するところでしたかね。。

まあ隣県の日本三大霊山となる連峰として、類似するところも多々有るでしょうしね。。

とりあえず周りの景観は雄壮な感じがしましたよ。。

この際だからもっと各ポイントに駐車場をちゃんと造ったら良かったんじゃないのかとか想いましたが、地形的な問題やら色々と余裕無いんでしょうね。。

(しりたか滝)はこの位置では尾添川の左岸に造られたスーパー林道に対して右岸となり、まあ遠望となりますね。。

(しりたか滝)は標高1699mの(しりたか山)を源流として、シリタカ谷に落ちる公称落差100mだかの滝でありますと。。

白絹を垂らしたように落ちる水と深く削られた岩壁と、僅かの亀裂に根を張って枝葉を伸ばして青々と茂っている松などの植物群性が素晴らしいまさに絶景と紹介されていますね。。

更に照射の問題で秋限定となりますが、朝日が出る11時頃までは滝の中程に虹が舞うらしいと。。

滝は3段になっており、落下の度に捻じれているので、3段すべてを一度に見ることが出来ませんが、観る角度や水量によって違うところが面白いらしいですね。。

まあ僕としては、この滝は其れなりにこの時は水量も有り、遠望でも切り立った両岩壁の隙間から落ちてくる雄大な滝には観えましたね。。

そう考えますと、遠望と言う条件を抜きにすれば、こちらの滝群で主目的としていた(姥ヶ滝)と(ふくべの大滝)以外の滝では、この(しりたか滝)が最も僕の好みだったかとも想えましたね。。

まあここは観光に徹して滝下までは行こうとはしませんでしたけれどね。。

しかし滝下なんかは砂防堰堤なんかが有って、その辺は微妙なところですが。。

蛇谷の集水域の多くはブナやミズナラなどの森林に覆われた急峻な山地であり積雪量や降雨量が多く、しかも谷筋は特に地形が急峻なので軟弱な地層は速やかに削り取られてしまい、本流も支流も両岸には硬い岩盤が壁のようにそそり立ちっていると言う事で。。

この滝もそんな地形だし、土砂防止の対策は下流域への影響も含めて人の為には必要なんでしょうね。。

そしてこの後にこの時は。。

最初に中宮料金所から入って観られる(しりたか滝)を観た後は、中宮料金所のゲートが19時に閉まると言う事で。。

とあえず一番奥の(ふくべの大滝)まで行ってしまい、戻って来る感じで観る方が得策と想い、(ふくべの大滝)まで先に向かいましたね。。

白山スーパー林道の有料区間24.531kmの中で石川県側は14.091km、岐阜県側は10.440kmとなりますが。。

石川県側の有料区間入り口となる標高約610mの中宮料金所から標高約900mの(ふくべの大滝)までの距離は約6kmとなり、峡谷沿いを走るのはこの区間であり、滝群は総て集中していると。。

この区間のスーパー林道の標高差は約290mとなりますが、峡谷沿いを走るこの区間は、そんなにキツい道でもなく、距離もやく6kmですから、すんなりと着いた気がしましたね。。

この時は何だか他に誰も観光客は居ない感じで、もうゆっくりと周りの雄壮な景色を眺めながら余裕で進んで行きましたけれどね。。

まあけっきょく全線舗装された2車線の林道ですから、造りは凄いんでしょうが、普通の林道を走るよりは全線走り易いんでしょうね。。

それでこちらでは有名な大ヘアピンカーヴの内側に有る大型観光バスが唯一駐車出来るとか言う駐車場の一画に車を停め、道を横断してすぐ隣の(ふくべの大滝)の正面に立とうとしましたね。。

そして前回の2005年以来に楽々と(ふくべの大滝)の正面となる観瀑ポイントに立ち改めて考えますと。。

白山スーパー林道の随一の名所であり落差86mの蛇谷随一の大滝で、左右に聳え立つ岸壁は蛇谷金襴銀襴壁とも呼ばれていると。。

この滝は白山スーパー林道開設によって日の目を見た幻の滝と言われていて、この滝の上方に同様 の(幻の滝(交わりの滝))が存在する2段の大滝であり、その形が瓢箪(ひょうたん/ふくべ)に似ているから(ふくべの大滝)と滝名が付いたらしいと。。

滝自体を観ると僕の好みと言える迫力の有る直瀑と言った感じがしますね。。

しかしこの大コーナーを描いて造られたスーパー林道が、余りにも滝の自然景観を破壊しているかと。。

なにか白山スーパー林道開設によって日の目を見たと同時に破壊された哀しい滝に感じましたかね。。

(ふくべの大滝)の周辺となるふくべ谷には、谷筋にかなり大規模な崩壊地が見られ、その崩壊地を避けてスーパー林道のルートは造られたとか言う話ですが。。

なんとかもう少し滝から離れた場所に造れなかったのかとも想いましたが、無理だったんでしょうね。。

確かに空撮などを観ますと滝の直ぐ上流にもう1段大きな滝が落ちていますが、もちろん一度に観れるようなポイントを造るのは不可能だったんでしょうね。。

なんかでも更に滝がもう1段上流に在るとかも聞くけど、どうなんでしょうね。。

まあとりあえず、滝そのものは両岸壁と相まって、下の段だけでもかなりの大きさを感じる滝ではありましたね。。

滝の下流は甌穴群を伴って流れて行くと言う事ですが、なんだか道に造られたコンクリートの壁を避けるように流れる(ふくべの大滝)の下流に悲哀を感じましたかね。。

滝の飛沫が道路を被う事も有ると言いますが、これだけ道が近ければ、それも当たり前かと想いましたね。。

蛇谷峡谷は大変美しい場所と言うことが以前から知られており、白山スーパー林道は多くの人達に美しい自然に触れて頂きたいという意味も込められ開設され、特別地域しかない白山国立公園を縦断する公園道路として造りましたとも言いますが。。

道路工事は地形の急峻な山岳の岩盤地帯を通過することから、ダイナマイトなどの発破工事が主流となり、ショベルドーザー 等の建設機械や資材をヘリコプターで輸送するなど難工事となり、工事関係者9名の尊い命が失われてたりもしたらしいと。。

トンネルやロックシェッド。。はたまた落石防護柵やら防止ネット。。谷への捨土による道路沿線の裸地化なんかも有り植生への影響も強く脆くなってる斜面に、モルタルやら緑化やら法面工事も常に行われ続ける感じですかね。。

厳しい自然に観光道を通し維持するのは大変なもんですね。。

なにかもう観上げると、自然にポロポロ来そうで圧迫される来もしましたが。。

こちらの峡谷の(ふくべの大滝)みたいなタイプの滝は 火山角礫岩と溶結凝灰岩で出来ていて、浸食されにくい火山角礫岩が残ったためであるとか。。

そして滝群はどれも蛇谷峡谷の本流に支流が合流する処に創られる感じですが、これは本流は支流に比べ水量は多く、浸食量の差が出来るからでありますと。。

成る程と想いながら、なにか自分が小人のような気分で眺めたりしましたね。。

しかし蛇谷峡谷は標高約780mで右に主谷と枝谷、左に瓢箪谷とそれぞれ谷を分けていて、これらの先が源水域となる感じなんでしょうが。。

どうも(ふくべの大滝)の上流源水域辺りにスーパー林道が通ってる感じがするので、そのせいで水量が減少したとかはないんですかね?

この滝に関しましては、サイズは申し分無いですが、水量がいまいちの時が多そうなので、ふと想ったりしましたね。。

なにか反対方向を観ると、雪が残る渓と剥き出しの岩壁と雄壮な山並み。。

この時に前回来た時に通った白川郷に向かう先のスーパー林道の事を考えましたと。。

こちらより先となるスーパー林道の前回来た時に降り立った三方岩駐車場からは、標高1763mの三方岩岳へ50分ほどで登れる登山道だかが有り、山頂から笈ヶ岳、大笠山、奈良岳へ至る山稜線、妙法山、白山三峰、加賀禅定道などの稜線、白川村のダム湖、なんかが観れて、晴天時には北アルプスの連山から乗鞍岳などの山並みも望めたらしいと。。

栂の木台駐車場からは、天然林を15分ほど進んだ展望台から白山、三方岩岳が遠望できたと。。

(ふくべの大滝)のヘアピンカーヴと双璧を成す白山が観える見晴らしの良い大ヘアピンカーヴに駐車場が有る国見展望台からは、妙法山、念仏尾根、蛇行するスーパー林道、白山、親谷、子屋谷、霧晴峠、なんかがよく観えるらしいと。。

他にも。。

白山の主峰三山と地獄谷が最もよく観える双眼鏡が備えられた白山展望台やら、兜岩やら、延命水やら、ふくべ上園地やら、 観処は沢山あったらしいと。。

何だか本当に通ったのに殆んど記憶がないし訪れてない。。

この時はなかなか来れないんだからもっと観とけば良かったとつくづく想いましたよ。。

そんな事でこの後は、(ふくべの大滝)から中宮料金所に戻る感じで、観光させて貰いましたね。。

中宮料金所のゲートが閉まる19時前に有料区間を出れば良いと言う気持ちでね。。

しかしこの時もとりあえず事前の調べはいい加減で。。

100選滝に選ばれている(姥ヶ滝)と、なんだか凄そうに感じた(ふくべの大滝)以外は、訪れたら目に付いたのを観ようと言う感じで、かなりアバウトでしたね。。

予定を立てるのは好きなんですが、現地での最大の目的地以外のものは、なんだかいい加減になってしまうところがあって、やはりこの手の沢山の観処が有る観光地で隈無く観るのは苦手ですね。。

いやでも、それで良いような気もしてきましたね。。

こうした自然などは、必須の場所以外は囚われずに自分自身で目に留まった有りの侭を観ると。。

観れなかったものは縁がなかった。。

この考えで今のところ納得した次第でしたね。。

そんな事で途中の駐車スペースを観かけてたりしたら車を止めて見物して行きましたね。。

しかしやはりこの時は、この雄壮な景観の中で人っ子一人誰もいないので、なんだかクラクラするところでしたよ。。

そんな事で白山スーパー林道の観せ場となる蛇谷峡谷辺りの観光ポイントを調べますと。。

蛇谷峡谷には、峡谷の美しさを表した(蛇谷八景)なる言葉が有るらしいと。。

それは(猿が浄土)と7つの滝である(しりたかの滝)(赤石の滝)(岩底の滝)(カモシカの滝)(姥ヶ滝)(水法の滝)(ふくべの大滝)の事を言うらしいと。。

しかし蛇谷渓谷にはかなりの遠望となる( 小親谷の滝 )を入れた蛇谷八滝と呼ばれる8滝が在って、蛇谷八景とは(猿が浄土) を外してこれを入れた8滝の事を言うのか判然としなかったですね。。

まあこの時は前述通り(姥ヶ滝)と(ふくべの大滝)以外に幾つか滝が在るんだなと言うくらいの予備知識で訪れてしまったんですけれどね。。

まあとりあえず色々観て行こうと言う感じでしたよ。。

そんなんで展望台みたいになってる処から蛇谷峡谷を観降ろしてみたりしましたが。。

こちら蛇谷峡谷の辺りも前述の8滝と(猿が浄土)以外にも色々あったみたいですね。。

どうも調べる限り。。

(霧晴岸壁)(三つのこぶ岩)(蛇谷園地) (マグマの噴出跡岩脈) (親谷の湯(現在足湯のみ))(アバランチ・シュート)(峡谷のぞき)(瓢箪の奇形岩)。。

などなど色々あったらしいと。。

他にも中宮料金所の入口手前には (自然保護センター中宮展示館) なんてのもあって、観処が満載な感じだったんでしょうね。。

まあこうなると僕には苦しいので、展示館みたいな処は別として、自然は何処も雄壮に観えると言う事で、ゴチャゴチャ考えずに観させて貰いましたかね。。

そんな事で観渡してみると、蛇谷峡谷の対岸には観処の1つである(アバランチシュート)とかが観えてましたね。。

なんでも(アバランチシュート)とは、急峻な地形で雪崩が繰り返し起こる為に、植生を破壊して脆くなった岩肌を削り取りU字地形になったと考えられている地形で、こちら蛇谷峡谷の特徴的な地形でありますと。。

まあとりあえず観れて良かったですが、僕には何処も雄壮な景色として一緒くたになっているきらいが有りますかね。。

そんなんで僕としましては、なんだかスーパー林道から観降ろした景観としては、深いV字峡谷と言われる通りに、けっこうな高度差の中で悠然と流れている蛇谷川でしたかね。。

しかしスーパー林道の工事現場などから出た切取土砂なんかが蛇谷峡谷の谷筋に捨てられて、川床が数mから10m近くも上昇したと言う話ですね。。

どうもこの水域は、砂防堰堤やら発電用取水堤やら林道工事の残土捨て場が散在している為に、その影響で砂礫が堆積しやすくなっているらしいと。。

瓢簞谷の下流部にも落差十数mの砂防堰堤が建設されましたが数年で土砂に埋まったらしいですね。。

土砂流出は自然に起こるのが大半ですが、それを制御して下流を災害から守ったりする為に造られる堰堤なんかが、それで過剰に土砂堆積が起こり、最終的に良からぬ事になっていると言う事ですかね?

なら最低でもスリット式にすれば良かったのかと想いますが、スリット式が開発されたのは1970年代後半からですし、難しいところだったですかね。。

まあとりあえず峡谷の景観は其れなりに美しくは観えましたけれどね。。

そんなんでまた車を走らせた先の蛇谷第2トンネルだかの横には(水法の滝)が落ちていて車を路肩スペースかなにかに駐車して観ましたね。。

落差は60mだか80mだか表記に差が有るので判然としないですが、蛇谷川を挟んで(姥ヶ滝)と向かい合っている大きな分岐瀑であるらしいと。。

向かい合う(姥ヶ滝)の姥に対して能に因んだ対義語の尉を用いた( 尉ヶ滝 )と言う別名も有るらしいと。。

しかしあまり目立った扱いじゃない(水法の滝)ですが、この滝がスーパー林道開設による最大の被害にあった滝だと僕は想えましたね。。

滝の下とか横とかではなくて、滝の真ん中を真っ二つに横切った上で真横にトンネル入口ですからね。。

横切る道には砂防壁にフェンスが設置されていて、そこを滝の水が流れていくと言う有り様で、観光滝とか言うレベルではなく、観光の為に犠牲になって失われてしまった自然の場所と言う感じでしたかね。。

スーパー林道によって分断された(水法の滝)の下部を観ると、道下の排水溝を滝水が通って蛇谷川に合流していく感じでしたかね。。

(姥ヶ滝)と向かい合って落ちている滝と言う事で、もしスーパー林道が無い状態で(姥ヶ滝)と向かい合った景観を蛇谷川から観たら素晴らしかったかも知れませんね。。

スーパー林道のオフィシャルサイトで蛇谷八景の1つである雄大な滝として紹介するのに、運営側も憚る気持ちが少しは沸いたりしたんじゃないですかね?

この大きな滝を避けて道を造るのは無理だったんでしょうね。。

そんな事で負の方面になってしまいますが。。

僕にとって、この白山スーパー林道の中で、最も印象に残る景観となったのでした。。

そしてその後は遂に100選滝に選ばれている(姥ヶ滝)に向かう事になりましたね。。

駐車場は30台くらい駐車できるらしい広さで、片道20分くらいかかる滝への遊歩道の入口には(親谷の湯)と書かれた鳥居を潜ると。。

基本的にこの(姥ヶ滝)を観る為にここに来たのだから、観逃すなんて有り得ないところですね。。

しかしなんだか駐車場の名は(蛇谷園地駐車場 )だし、滝へ向かう遊歩道の入口は(親谷の湯)って表記だしで。。

僕には(姥ヶ滝)はこちらだと言う表記を観た記憶が無かったので、事前に調べてないと通りすぎていたかも知れませんけれどね。。

(親谷の湯)は(姥ヶ滝)の対岸正面に有る露天と足湯からなる温泉施設って事ですが、入口に電話ボックスが有るのが印象に残りましたね。

ここは標高770mと表記されていましたが、こんな山奥だし電波の問題とか色々と緊急の為にとかで設置されているんですかね。。

白山スーパー林道からも(姥ヶ滝)が遠望出来たと言う事で観たような気もするのですが、それはよく覚えてないですね。。

そんなんで鳥居が立てられた遊歩道入口を進むと急激な降りの階段となっていましたね。。

一気に70mだかを降って行くらしいですが、そりゃあけっこうな高さから観降ろしていた蛇谷川近くまで降りて行くんですから、そんなものでしょうね。。

しかしこちらの入口から(親谷の湯)や(蛇谷園地)へ向かうのは夏期でも入口で17時までとなっているらしいですね。。

なんだか向かった時間は17時を過ぎていたような気もしましたが忘れましたね。。

階段を降りきったら(蛇谷園地) と言う場所らしいですが、どうもブナやミズナラのとても美しい天然林が広がっている絶好の森林浴スポットだったらしいですね。。

しかしここは何だか僕が通った時は、鬱蒼とした禍々しい森林と言う雰囲気に観えた感じでしたね。。

たぶん階段を降りて蛇谷川に近付くように進んで行ったんですが。。

右方向に(蛇谷園地)と標識が有り、進んでみても道がザレてたりして訳の分からない事になり、いつの間にか左方向となる蛇谷川右岸沿いの道を進んで行った感じでしたかね。。

そんな事で、時間も17時過ぎになっていてゲートが閉まる時間も気になるし、焦りも有ったのかも知れませんが、せっかくの(蛇谷園地)と言う場所は脱出するだけの場所となり、写真も何も無いですね。。

気になって調べましたら、なんとこの年は冬季の豪雪で、全線開通日が例年より遅れて6月23日からだったらしいですね。

と言う事は、この日は6月22日ですから、全線開通日の前日だったと言う事だと。。

僕は今それを始めて知りましたが、だから全線開通日に合わせて、観光客が他に誰もいないくらい閑散としていたのかも知れないですね。。

(蛇谷園地)の道の状態とかも豪雪やらの問題だったのかは分かりませんが。。

園地とはこの場合、美しい自然を保護し親しみ楽しむ自然公園法に基づいた施設だと言う事みたいですから、整備過多にならないくらいでちょうど良かったのかも知れませんね。。

いやあこうして振り返って書いてみると、今更ながら知る事も有るんだと、書いてる意義を少しは感じられましたね。。

そんなんで(蛇谷園地)辺りを過ぎて蛇谷川沿いの断崖に拓かれたような道を進むと。。

駐車場から(姥ヶ滝)までは約550mらしいですが、やはり距離以上に長くは感じるもんですかね。。

しかし白山スーパー林道の工事が始まるまで、前回訪れた時に泊まった中宮温泉から(姥ヶ滝)の対岸に有る(親谷の湯)までの間の渓谷沿いに遊歩道が有り、大水で度々流されたりした吊り橋や渓流桟橋等が整備されていて、山小屋なんかも有ったらしいと。。

と言う事は、この辺りの蛇谷川沿いの道なんかは、その名残と言う事なんですかね?

あとは迷いようもなく進んで行きますね。。

また階段とか有りますが、大した距離ではないですからね。。

しかしこうして考えますと、やはり滝は道路から直ぐに観えるより、少しはその周辺の森林や渓谷なんかを歩いた末に辿り着いて観る方が良いとは想いますけれどね。。

そう言えば(姥ヶ滝)は蛇谷川の支流の(親谷)が合流する場所に落ちる滝となり、対岸の(親谷の湯)はそれが由来の名かと想いますが。。

先程の(蛇谷園地)辺りの下流で、同じように左岸から合流する支流の(小親谷)の奥に微かに観える滝が、落差50mだかの(小親谷の滝)だったらしいですね。。

湯谷の頭を源頭する700mくらいの短い谷らしいですが。。

ウェブなどで観てみると(姥ヶ滝)と類似するようなナメた感じの岩肌を落ちる斜瀑/分岐瀑と言った感じなんですかね。。

スーパー林道の限られた場所からチラチラ遠くに観えるとか、(蛇谷園地)辺りの何処から観えるのか分かりませんが。。

僕は観るとか以前に全く忘れていて、残念でしたね。。

スノーシェッド みたいなのも越えて進んで行きましたね。。

蛇谷峡谷の積雪は地形が急峻の為、雪崩による圧雪により氷のように固くスーパー林道の除雪作業は大変らしいと。。

雪や雪崩の問題で、標識やガードやらスーパー林道の施設を雪に追われながら撤去してトンネルに保存し、次の年の除雪後にまた設置すると言う事を繰り返していると。。

白山スーパー林道の維持費は年3億とかきいたけれど実際はどうなんですかね。。

そんな事で、色々と観る事になった末に、やっと目的の(姥ヶ滝)に辿り着いた感じでしたね。。

こちら(姥ヶ滝)を訪れるのが主目的ですから、こちらたどり着いた対岸に温泉施設の(親谷の湯)が有るのは知っていましたし。。

滝の写真は幾度も観た事が有るので、そうこれだよなあと言う感じでしたかね。。

こちら(姥ヶ滝)の滝名の由来は。。

昔ここで老仙女が白髪をといていたという伝説があり、岩肌に沿って落ちる数万条の流れを老婆の白髪にみたてたところからこの名が付いたと言う事ですが。。

なんだか渋い黄土色みたいな色をしたグニャグニャのスラブっぽい岩肌の上を、確かに幾条にも分かれて流れ落ちる水の様は、老いた老婆の肌と髪を連想させましたかね。。

そう考えてしまうと、向かって右上などに顕著な甌穴のように観える穴が、僕には老婆の目に観えて仕方なかったですね。。

そんな事でこの(姥ヶ滝)は、実際の滝とその名称がとてもマッチしている滝だと想いましたね。。

夕暮れ時。。陽が傾きかけて来たこの時間に観た(姥ヶ滝)は。。

そんな老婆と言うか妖婆と言った雰囲気にピッタリのシチュエーションに想えましたよ。。

とりあえず着いた場所は石段みたいになっていまして、下方に足湯がある展望台みたいな場所でしたかね。。

こちらの温泉施設は無料の露天風呂と足湯の2湯が基本みたいですが。。

この後の2012年辺りに温泉の自噴が止まり長期休業になったとか。。

そしてその後の2015年に温泉に汲み上げ式のポンプを設置して足湯のみ復活し、2017年7月には露天風呂も再開するに至ったらしいと。。

この辺りには自噴する温泉がいくつもあり、川の両岸の割れ目から95度だかの湯が流れていて(親谷の湯)はそれを利用していて、川沿いにはお湯が噴出す噴泉を見る事ができるらしいと。。

泉質は含重曹食塩泉であり、ナトリウムや塩素、炭酸水素イオンが多く含まれているのが特徴で、効能としては特に皮膚病に良いとか言われているらしいですが、どんな難病でも治るというのでドスの湯とも呼ばれているらしいと。。

川原には1984年以前に利用されていた天然岩の窪みに湧出した温泉が溜まった天然露天風呂が残ったりしているらしいですが。。

これは昔から飛騨の人達が山越えで湯治に来て利用していた川沿い底の割れ目からお湯が湧き出ていた岩盤に細長い岩盤に出来た天然の湯つぼの事なんですかね。。

そうなると今まで使っていた(親谷の湯)は、スーパー林道の工事やら、その他諸々の土砂やらで、川床の上昇や泉源の詰まりが生じ、利用できなくなったこの天然温泉の少し上流に新しく造られた露天風呂だったと言う事ですかね。。

大勢の観光客に利用してもらう為に地元の吉野谷村などが泉源をボーリングして造り直した露天風呂だったと言う話ですが、どうなんですかね。。

何れにしてもこちらは現役の自噴地帯らしいですし、河原の奥の方とか色々と温泉が自噴している場所が在るらしかったりして、温泉の湧出する場所は永久的なものでは無くて、無くなったり新しく出現したりと言う事だと。。

そんな事ですが、とりあえずこの時は川原には行かず、この位置から(姥ヶ滝)を観るので満足してましたかね。。

温泉は利用させて貰わなかったと言う事なんですが、どちらにしても露天風呂はまだ利用出来ない感じでしたね。。

6月~8月は7時~18時の営業時間ですけれど、まだ全面開通していないし、営業してなかったんでしょうね。。

足湯の方は利用出来たみたいでしたがね。。

こちらの温泉は何だか人気が有りそうですが。。

僕はどちらにしても観光地の開放的な人気温泉だから人が多そうだし入らなくていいやとか想ってしまったりしてたのですよね。。

まあでもこの時は、温泉どころかスーパー林道内で他の観光客の方には誰一人会いませんでしたけれどね。。

そんな事で、最後にゆっくりと(姥ヶ滝)を観て引き返す事になりますが。。

こちら(姥ヶ滝)のスペックは、落差は76mと111mと言う表記が大半を占め、幅は広い部分で約100mとか約40mと言う表記が有りますかね。。

これを考えますと、幅の100mと言うのはよく分からなかったですが、幅はかなり広いのは当然ですよね。。

高さも勿論かなりのものですが。。

とりあえずこの様な幅広で長さの有る分岐/斜瀑は、直瀑と違って、滝の落ち口やらは徐々に角度をつけたり観えなかったりで判別し難かったりしますよね。。

この(姥ヶ滝)も向かって右に微妙に捻れて落ちていて、落ち口の上流は展望台からは観えないですが、下流から観た場合は、落ち口付近に淵とナメみたいなのが在って、左に流れが急に向かっていると。。

まあそんな事でかなり大きい滝でいいんですが、とりあえず厳しい方を取るのが鉄則なので。。

この(姥ヶ滝)は落差76、幅40mのかなり大きい滝と言う事で僕は記憶しておく事になってますね。。

しかし滝そのものも特徴的な渋い色と滝壁の歪んだ形状を主要因としたこの滝だけの持つ景観となっていて印象に残り、なかなかの滝だとは想いますね。。

この手の滝は水量が多ければ良い訳でもなくて、少しくらい少なくても映えたりするもんなのが強みかと。。

そんな事で、石川県唯一の100選滝としてこの(姥ヶ滝)を選ぶのならそれで良いとは想いましたよ。。

他に比べるなら同じ白山スーパー林道において最大の滝と詠われ目玉の1つであります(ふくべの大滝)とかになるとか想いましたが。。

(ふくべの大滝)も、滝だけで言えば観えない部分や大岸壁も含めて(姥ヶ滝)より上かも知れないですが、直瀑のスタンダードに近い感じで、差別化した印象を与えられる(姥ヶ滝)を選んでおく感じだと。。

露天風呂を伴う温泉も有ると言う事ですし、観光滝としての側面も含めた滝としてはこれで良しと想ったりしましたね。。

しかし観光を考えずに本当に一番素晴らしそうな滝は、同じ尾添川の支流となる丸石谷の上流部約1800mに落ちる約90mの裏観の滝である(百四丈滝)だろうかと想ったりしましたが。。

まあそれはそれでいいと言う事ですね。。

あとこの(姥ヶ滝)を観て他に類似して想い浮かべるのは、先ずは同じ100選滝として以前に書いた(滑川大滝)となりますが。。

僕は以前に(滑川大滝)の方がこの(姥ヶ滝)と比べて良いとか書きましたが。。

こう観ますと(姥ヶ滝)もかなりのものでありまして、観光化されているせいで(滑川大滝)がよく観えると言う事が大きいのでしょうかね。。

そう考えますと、白山スーパー林道が造られる以前には中宮温泉辺りから(親谷の湯)を伴う(姥ヶ滝)までの蛇谷川沿いに、3ヶ所の釣り橋の他に桟橋などを設置した歩道が有ったと言いますので、そのシチュエーションで観たらまた違ったのかも知れませんね。。

その他に類似する印象を持つ滝としましては。。

スヌーピー滝として一部に有名な青森県三戸郡田子町に落ちる(みろくの滝)となりますが。。

こちらはスヌーピーで(姥ヶ滝)は姥と言う事で、全く正反対な感じで、この様な分岐/斜瀑のナメ岩肌の滝は、顔やら形ある物にイメージを広げ易いとか想いましたね。。

そんな感じで、土砂やら工事の土捨てやら堰堤やらでの過剰堆積の話が気になりましたが、取り敢えず綺麗に観える蛇谷川沿いの道を引き返し、18時半より前には(蛇谷園地駐車場)に戻りましたかね。。

(蛇谷園地駐車場)から出口となる(中宮料金所)まで約4kmですから、それくらいに戻れば十分だと、時間は考えて向かいましたからね。。

しかし駐車場には閉門前の点検だろうパトロールの車が、僕の車の近くに停車していまして。。

分かっておりますと言う事で、車をテキパキと発車させましたよ。。

べつに何を言われた訳でも何でもないですが、気にはなってしまいましたかね。。

しかしその後に行きに観なかった蛇谷大橋の手前の(かもしか滝)をちゃっかりと観ましたね。。

滝直下に行くとかじゃなければ道路脇から直ぐに観れる滝ですからね。。

(カモシカ滝)は、蛇谷川支流のカモシカ谷川の標高730m辺りに落ちる5段となる段瀑で、落差は40mありますと。。

周辺が日本一のカモシカの生息密度を誇る場所だから名付けられたと言う事ですが。。

カモシカは日本固有の天然記念物であり、繁殖力も有るので現在もこちらの保護区には余裕で生活しているんでしょうね。。

しかし植林の問題などで増え過ぎたりとかで、保護区外では害獣として駆除されたりしているみたいで、カモシカも大変なものですね。。

他にも修験が盛んだった頃には(五重の滝)と呼ばれていたり。。

5段の滝の流れが飛び跳ねたり様々な形になっている事から(五色の滝)とも呼ばれていたり。。

更にこの滝の上方の岩盤は、刃物なんかを研ぐ砥石になるので(とうくずれの滝)とも呼ばれていたりと。。

やたらと名称が多い滝になっていて、人々には色々な想いで敬われてきたのかも知れませんね。。

滝上にそそり立つ岸壁にはニッコウキスゲの花が美しく群生しているらしく、岩つつじや姫うつぎが咲く季節も観応えがあるという事ですが。。

急いで滝を観て写真だけ撮った感じで、実際に観た時の事は殆んど覚えて無いので。。残念なところですね。。

そして最後に観た滝となるのが、蛇谷支流の岩底谷の標高710m辺りに落ちる(岩底の滝)となりまして、直瀑で落差は15mと言う事ですね。。

滝の上に直径2mの釜形の淵があり底無しの淵であるらしいと。。

修験者はこの滝から尾根伝いに仙人窟に登り修行するらしく、昔は女人禁制の聖地だった為にそれを犯した女性がこの淵まで登り神罰を受けて淵に落ちて死んだと言う話が残っていると。。

滝の上には樹齢500年の大ケヤキが茂っているらしく、断崖絶壁の岩肌やらそそり立つ松やらでV字峡谷の蛇谷峡谷を代表する景観であるらしいと。。

水量は多目で、特に新緑の時季は観応えがあると言う事ですが、対岸遠望で樹木の遮りなんかで観難いところもありと言う事ですが。。

滝は其れなりにいいのかも知れませんが、もうこの滝もゲートが閉まる時間も迫りよく覚えて無いんですよね。。

この滝は確りと駐車場が有る感じなんですが、なんだかもうと言う感じで刹那的に過ぎ去って行きましたね。。

そんな感じで、閉門時間の19時に近い時間にゲートを通り抜けまして、出た先の路肩辺りで一息ついて振り返りますと、ゲートはさっさと閉まってましたね。。

しかし(岩底の滝)の先に落ちる(赤石の滝)は観損ねましたね。。

昔は金を掘ったところでらしくて、ベニ石(赤石)がいぼ状に岩石に付着していた事から赤石谷と呼ばれていて、水が増水すると三味線の糸のように三方に分かれ水が流れ落ちるので(三味線滝)とも呼ばれているらしいと。。

そして通常は谷が浅い為に水が少なく本来の滝らしいところは観られないみたいですが、降雨時には上方からも水が滴って霞がかかると水墨画の深山風景を醸し出して正に絶景であるらしいと。。

なんだかウェブで観たので景観は分かりますが、観損ねて残念でしたね。。

しかし2005年に訪れた時の馬狩料金所~(ふくべの大滝)迄の間にも観てないものが多々ありましたのに、今回の(ふくべの大滝)~中宮料金所の間にしましても多々有りまして。。

(ふくべの奇形岩 )(峡谷のぞき )(マグマの噴出跡岩脈 )(小親谷の滝と三つのこぶ岩 )(霧晴れ岸壁 )などがそれに当たりますね。。

他にも中宮料金所入口手前の白山の自然や文化を紹介する( 白山自然保護センター中宮展示館 )なんて施設やら。。

そこから探勝歩道を歩いた先の (ジライ谷野猿公園) やら。。

保護センター後方辺りに聳え立つ断崖絶壁となる、蛇谷八景の1つなのかも知れない(猿ヶ浄土 )やら。。

更にこの先の無料区間には野性動物をそのままの姿で観察できる(ブナオ山観察舎)やら。。

そんな事で、観過ごした景色や場所は切りがないくらい有りますが、1度訪れただけで全部観れるものでも無いだろうし。。

蛇谷峡谷に沿って造られた白山スーパー林道から観る景観は、それを1つとして自然は雄大であり、造られた道は壮大であったと言う事で、暗くなりかけた無料区間を走り、この地を後にしましたね。。

その後は国道157号線~国道8号線と進んで高岡駅の近くのビジネスホテルに泊まりましたね。。

翌日に立山の(称名滝)に向かう予定だと言う事で、位置的な意味合いで泊まっただけでして、殆んど知らない街だったのですが。。

路面電車の万葉線なんかが走っていて、なんだか僕には情緒が有るように感じて良かったですね。。

そして翌日の朝になりますが、ホテルに置いてあるチラシやポスターでやたらと目に留まり、高岡駅から歩いて約15分と近いので、富山県で唯一の国宝建造物に指定されている曹洞宗の寺院である瑞龍寺にも寄らせて頂きましたね。。

こちらはまたなんだか総門、山門と、2つの門を潜った境内を、ピシッと直線の回廊が囲むと言った左右対称な雰囲気でして。。

寺院仏閣におけるミニマリズムをやたらと感じて印象に残りましたね。。

そんな事で、 かつて北信越において第3の人口を誇っていた高岡市は、それからいまいちみたいで、現在も北陸新幹線の離れた駅の問題なども有りまして大変そうですが。。

これからも良い街であり続けて欲しいところですね。。

そしてこの日の最大の目的地である立山の100選滝である(称名滝)を訪れる為に、国道429号線~国道359号線辺りを使い約60km強走って辿り着きましたと。。

しかしその後に日本海側を上越方面に向かい上信越自動車道で帰る方向の選択はせずに、高岡市方面に戻るようにして砺波市辺りから国道156号線に乗り南下しましたね。

理由は、相方が白川郷を訪れた事が無いのと、僕も同じ合掌造りの集落でも(五箇山)を訪れてないのと、いつもの事で松本市辺りまで下道を使い高速代を浮かすと言う考えが働いたからでしょうね。。

そのような事で(称名滝)から100kmくらいかけて(五箇山)の地域に在る(相倉合掌集落)と(菅沼合掌集落)を訪れまして。。

観光化された(白川郷荻町合掌集落)より静かで素朴だと言われる山里の風景の中を歩きましたかね。。

でも何だかこの時はけっこう暑いし疲れてきていたりして、あまり考えが回らずに。。

良かったとか悪かったとか想う状態では無くて、訪れた記憶だけが残っていますね。。

そして最後には(五箇山)から約20km強かけまして。。

昨日訪れた白山スーパー林道の反対側となる岐阜県側の入口近くとなります(白川郷荻町合掌集落)に巡り巡って辿り着いたと言う事になりましたと。。

其れなりの移動距離を伴って観光した後でしたので、時刻は夕方近くになっていましたかね。。

しかし夏至に近い日時でしたから日は長く、この時には疲れは回復し、夕暮れ前の静かな里山の集落を楽しく散策出来たものでした。。

一回りして楽しみましたが、駐車場に戻る頃には他に観光客は殆んどいないようでしたね。。

駐車場で最後に一息ついていた時に、地元の初老と見える方が話しかけて来ましたね。。

そうしましたら、北陸自動車道の白川郷ICが開通して孫の学校の通学の事とか便利になって良かったとか、その利便性を色々と話されていたかと記憶しています。。

僕としましては折角の山間部の素朴な集落が観光化されて行くのは味気無いなとか想っていたのですが。。

社会が進化して行く中で地元の人達の生活を維持して行くには必要な面も有るところで難しいもんだと想ったりしましたかね。。

しかし最後に僕が聞いた言葉がそれどころではないと。。

僕はその方に。。

(ガソリン入れたいんですけど、入口辺りにあったのは閉まってたんで、他に何処に有りますか?)

と、聞いたらその方は。。

(この辺のスタンドは早く閉まっちゃうから何処も開いてないよ。。)

と、言われたと。。

自家用車のガソリンメーターはまだ落ち切ってませんが、赤ランプが点いていると言った状況になっていた為に、これは不味いと。。

この状況で予定通りに山間部の下道を越えて高山市方面に向かうのは余りにも危険だと。。

そうなるともう高速代がどうこうでは無くなって、直ぐ近くに出来た白川郷ICに希望を託してその方に僕は。。

(高速に乗ればスタンドは近くに有りますか?)

と、聞いたらその方は。。

(かなり先まで行かないと無いよ。。)

と言ってこられて、どんどん暗くなる周りの景色の中で、不安が増殖されましたね。。

そこで携帯電話で東海北陸道のガソリンスタンドの有るPAを調べますと、白川郷ICから約50km先のひるがの高原PAに有るみたいだと。。

もうこのひるがの高原PAまでガスを持たせるしかないと。。

もうこうなりますと地元の方には別れを告げて、さっさと近いようで曲がったり登ったりで着かない白川郷ICから東海北陸道に乗って、ひるがの高原PAに向かいましたよ。。

高速はガラガラで、一車線区間の多い暗くなった道を、ひたすら低燃費を意識してエンジンの回転数を緩やかに保ちながら疾走していきましたね。。

そしてひるがの高原PAが見えた時にはこれ以上ない安堵感が得られたと。。

その後は名神高速道路~東名高速道路と繋いで帰って来たと言う事ですが。。

この時ほど高速道路の有り難みを感じた事は無かった感じで、地方を移動する時は燃料の補充は余裕を持ってしておこうと言う事で、白山スーパー林道を含むこの時の旅を終えたのでした。。

最後に。。この(姥ヶ滝)に関しましては、どうしても観光道路である白山スーパー林道の観処の1つとして考えてしまいますが。。

前述したように大きさはもちろん、滝名にマッチした特徴的な外観をしているこの滝が石川県唯一の100選滝に選ばれるのは問題ないかと想いますかね。。

石川県と言う枠で考えましたら、4185km2となる県面責の半分近くを占める能登は標高300m以下の低山地と丘陵地が大半となり、最高峰が2702mとなる白山の山岳地帯方面の滝が選ばれるのは必然と言うところなんでしょうね。。

その白山エリアの中で他の候補として考えられるのも前述した通りですが。。

同じ白山スーパー林道内の(ふくべの大滝)は、特徴性の上で(姥ヶ滝)の方が有りそうで、折角だからそちらを取る。。

(百四丈滝)は観光滝では無いのでこれで良しとする。。

で良いかと。。

しかしこの白山スーパー林道は必要だったのかと言うと。。

交通インフラと言うなら東海北陸道が全線開通したので、そっちで良いだろうし、豪雪を伴う急峻な山岳地帯に観光の為に道を通すのは、金銭以外のあらゆる面を考えてもマイナスの方面の結果になるかと。。

とりあえずこの道の開通で(水法の滝)と(ふくべの大滝)の自然景観は滅んだと言えるだろうし、他の滝の景観も道路からの遠望とかではいまいち味気無いと。。

そう考えますと(姥ヶ滝)は、峡谷の下まで其れなりに歩いて行き、周りに余計な人工物が少ないので良いのかもしれません。。

それで想いましたのは、出来るのか分かりませんが
。。

馬狩を起点として、岐阜と石川県境稜線へ登り、白山へ至る全長30kmの白山北縦走路なんかの登山道が通っているし、中宮温泉からも中宮道なんかが通っているので。。

この蛇谷峡谷には以前には中宮温泉から(姥ヶ滝)までの吊り橋やらを伴う歩道が在ったのだから、そこから(ふくべの大滝)までの峡谷道やら登山ルートの接続やらを整備する方向を考えたら良かったんじゃないかと。。

なんだか三重県の吉野熊野国立公園内に同じく100選滝となる (七ツ釜滝 )が落ちる(大杉谷)や、或いは黒部峡谷の核心部となります(下の廊下)を通る水平歩道を連想するところでしたが。。

その様な行ける人にしか行けないハードコースとして観る滝群ならもっと素晴らしかったし、車道を造るより金も掛からず、自然破壊も少なく済んだと。。

スーパー林道を造るより観物客は圧倒的に少ないでしょうが、通行料金を半額にしようが何をしようが収支の上でマイナスなら、最終的にはそれの方が良いのではとですね。。

何れにしても自然地形は浸食や崩壊やその他諸々を繰り返し変わって行くもので、そこに造られた道の通行止めなどは各地を観ても起こる事は必至で、100年後にもこの道が人々に愛されて利用されていたならば、素晴らしいものだとは想いましたかね。。

とりあえず(姥ヶ滝)などの滝群を含む素晴らしい景観をドライブしながら手軽に観れる白山スーパー林道は、1度は訪れて観るべきだで、終りたいと想います。。

石川県白山市中宮

(姥ヶ滝)なら 白山白川郷ホワイトロード 内の其れなりに広い 蛇谷園地駐車場

問合せ 白山白川郷ホワイトロード HP

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