岩井滝 落差10m幅6m 岡山県苫田郡 2016年7月15日

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2016年夏の初めての山陰旅行の最終日に裏見の滝として有名な岡山県の岩井滝に行ってきました。

裏見の滝としては熊本県の鍋が鍋ヶ滝や長野県の雷滝も有名ですが裏から観る事をアピールする滝は訪れたいと想うのが常で今回の旅行を機に訪問してみました。

前日は砂湯で有名な湯原温泉に泊まり旅行最終日にこの辺り一帯の観光を幾つかした感じですが岩井滝に関しては個人的に滝100選に入る神庭の滝より多々ある案内板が目立ちました。

それらの看板が有るせいかR 482を曲がって其れなりに真っ直ぐですから迷わずに辿り着けました。

神奈川県に住んでいる場合は山陰方面は中途半端に遠いと言う言葉にピッタリで普段はあまり情報を聞きませんが地元では其れなりの観光資源としている場所なのかと想いました。

しかし事前から情報を得ていましたが道が拡幅工事中で手前の臨時駐車場から歩いて行く事になるプラス労力を必要としました。

雨は運転途中から降ったり止んだりの繰り返しでしたが駐車場に着いてもそのままに少し降っていました。
雨模様なのに観光客は駐車場の時点でも他に1組いまして帰るまでにもう何組かすれ違いましたのでやはり其れなりに人気の滝なのかと想いました。

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駐車場に着くと工事関係者の方が拡幅工事中の旨を丁寧に説明してくれましたが事前に知っているので問題有りませんと答え笑顔で向かいました。

工事関係者さんの話だとバスが通れる道幅に拡げるそうでやはり観光に力を入れようとしているのかと想いました。

事前情報だと臨時駐車場から滝へ向かう遊歩道まで700mとの事で少し登りと言う事もあり10分以上はかかるかと想いましたが何だか楽に5分くらいで着いてしまいました。
本来の駐車場は遊歩道の直ぐ近くですね。
滝まで400mですから散歩程度の距離かと想います。

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遊歩道は緑の土壌で区切られ迷う訳も無く進んで行けます。
其れなりに登りですが手軽に訪れられる距離の範疇だと想います。

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途中に入り口にも書かれた名水の湧水ポイントが有り案内ではここから100mで滝ですね。

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湧水ポイントを過ぎれば登りですが進めば滝が見えて対岸に渡る橋が在ります。
ここからの眺めは軽い遠望でなかなか良いかと想いました。

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あとは滝を好きに観れば良いだけで楽な行程だと想いますがこの日は雨が強くなってきました。
滝も何だか事前の調べより水量がかなり多い状態に観えました。
まあ僕は基本単純に水量が多い時に滝は訪れたいと想っていますがこの滝に関しては繊細さも大事な要素かと想われるのでどうなのかな。。
しかしやっぱり水量豊富な方が僕は嬉しいです。
近付いてみました。
水量がかなり多く公称6mと幅もあり迫力が有ります。

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こう言う雨の時こそ雨避け代わりに裏見のオーバーハングの中に!
とか想いながら滝の裏側に入ります。
滝の内側は不動明王が祀られ厳かさが有ります。
かなりの抉れで半洞窟的な雰囲気です。

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突端に立つとまるで牙が生えてる獣の口の中みたい。

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適度な内側から観たら何だかとってもシュール。
ずっと観てたら上下左右が分からない四次元感覚。。

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オーバーハングの洞窟を突き抜けて反対側にも行けます。
見事に突き抜けています。

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突き抜けた側から滝の下の方角を眺めると椅子が置いてある下からのビューポジションが見えます。

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中心付近から下を眺めると開放的に下流の景色が眺められます。

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これは何だか凄いなあ。。と色々な場所から眺めて楽しみましてずぶ濡れになって来た道を戻りました。

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遊歩道の出口に着いたら一挙に徒労感に襲われました。。
これから相模原までの長距離運転が重くのし掛かりました。

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雑感。

裏見のできる滝はそれだけで人気がある滝になり得ます。

落下する滝をその内側から観賞できると言うのは稀少であり
魅力が有るのは当然の事と想えます。

その中でこの岩井滝は深い緑の中の渓流沿いの遊歩道を手軽な距離で訪れられます。

日本名水100選に選ばれた年間通して8℃余の湧水が流れ入る冷たい渓流の水は水のカーテンとなる滝と共に特別に涼しく暑い季節などは訪れる人を癒してくれるでしょう。

裏見から観た景色は適度に開けた空間から緑と調和した下流が臨められ晴れた日は光が射し込み煌めくでしょう。

これらの自然が織り成す景色は訪れる価値が有ると想われます。

ついでに湧水酌んで帰れば一石二鳥かも知れません。

夏は伝統行事の祭りもやってるみたいですし過剰に荒らされない程度の観光化に留め自然を残す事を祈ります。

今回の岩井滝訪問は降雨によりハードに振った滝コンディションとなりましたが僕は訪れて良かったと想えました。

岡山県苫田郡鏡野町上齋原中津河 2016年7月15日