称名滝 段瀑 落差350m幅10~15m ハンノキ滝 段瀑 497m 富山県中新川郡立山町芦峅寺 2011年6月23日 日本の滝100選掲載順カウントアップ3/100

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立山連峰の水を集め弥陀ヶ原台地から350mの高さから落ちる称名滝は滝に関心を持った時に訪れたいと想った一番の観光滝でした。

僕は元々滝を訪れるなら出来るだけ水量が多い時に観たいと想う優美さよりも豪快さを求める嗜好かと想います。

それも有りますが特にこの滝の場合は雪解けから初夏の豊水期には向かって右側に約500mの豊水期限定滝であるハンノキ滝がV字に滝壺へ流れ落ちるので時期は必ずその時期にと言う事だったのですが少し遅めとなる2011年の6月23日に訪れました。

まあこの称名滝を最も近くで観れる滝見台園地までの遊歩道はだいたい4月末辺りに開通するのでそれ以降になるんですけど
あまり早くても残雪が残り景観を隠すので丁度良い時期だったのかとも想います。

氷瀑が好きな方も沢山いるでしょうが僕は個人的に雪が全く無い景観が好きなんですよね。

この称名滝は立山アルペンルートと一緒に紹介される事が多いので僕は最初は勘違いしてアルペンルートの途中から観るものと想っていましたが単独で観る称名平の駐車場に駐車して称名橋まで歩くルートが通常の観瀑ポイントとしてベストと分かり北陸に近いエリアの旅行の一貫としてこの滝に向かいました。

前日に白山スーパー林道辺りを見学した後に富山県の高岡市に泊まり翌日の朝から称名滝向かった感じです。

高岡市から車を走らせ県道6号の富山立山公園線に乗りを立山方面に向かいます。

向かう途中は富山地方鉄道と称名滝の落ちる称名川を合流させて流れる常願寺川が道と列なる感じで印象に残っています。

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そして雪の壁で有名な立山有料道路との分岐点から県道170号弘法称名立山停車場線を進み無料の称名平駐車場に車を停めると言う事で向かいます。

立山有料道路はマイカー規制で入れず迷いようが無いがこの分岐の桂台ゲートで期間や時間や天候や入場者数による規制が入りますね。

相変わらず僕は空いてる平日に訪ねてますし天気は小雨でガラガラな感じでしたね。

気になる程の雨では無いので傘もささずに向かいます。

称名平駐車場から歩き出すが道は車道のままと言う感じですね。

駐車場より前に有名な悪城の壁があり展望台も有ったらしいですが気にかけずに進んでしまい駐車場以降しか写真も有りませんね。

何か僕には立山連峰の雄大な風景は一緒くたになってしまっていましたね。。

称名平駐車場から滝まで1.3km らしいですが歩き始めます。
まだ少し残雪が有りますが気にならない程度です。。

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桂台のゲートを越えて県道170号(通称は称名道路)に入ってから観えた称名川の流れから察しましたがかなり増水した状態で川は流れています。

途中にいた監視員だかの人が「今年は凄い水量が多いよ」
と言って来たので期待が高まりました。

称名川その物ははかなり人工的ですね。

称名川は全体的に称名滝の下流から直ぐに治水工事が成され砂防ダムだらけな感じですが土砂や洪水の天災被害を防いだり景観維持の為には致し方無いのでしょう。。

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しかしアスファルトの車道と治水された下流以外は雄大な大自然の中と言う趣で余計な店の乱立等は無く自然は保たれているかと想われます。

国立公園として規制は其れなりにされているのでしょう。

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途中の飛竜橋付近ですが流れていれば豊水期限定のハンノキ滝は最初から観えるくらいの感じですね。。

更に向かって右に更なる豊水時にしか現れないソーメン滝も
観られましたね。。

ただこのソーメン滝のような流れは他にも観られるかとも想います。

本流の称名滝は向かって左の山に隠れて微妙に観えませんが
水煙はもくもくと吹き上がるのが確認できて期待が増します。。

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けっこうギリギリまで称名滝は観えずにもどかしい。。
でも其れが良いですね。。
何だかとんでもなくモクモクしてます。。

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滝壺の下流最初の堰堤下もモクモクと綿あめ状態です。

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滝から190m離れていると言う称名橋を渡らなければ全景が観えないっぽいから一気に渡りに行くがとんでもない爆風と飛沫で良く観えない。

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橋を渡りきり反対岸の滝見台園地に辿り着きます。
ここはどうも石垣で出来た3層構造らしいですね。
1層目は野外にテーブルとベンチが少々。
2層目が屋根とベンチが有るメインとなりうる層かと。
3層目は層と言うより先っぽの一段高い観瀑スペースと
言う感じです。

屋根付きの2層目を避難場所にして凌いだが滝見台園地に来ても爆風と飛沫は変わらずに観るのがやっとでした。
全景が観えた称名滝は言うまでもなく凄まじい迫力でした。。

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この時の称名滝はトップクラスの水量だったかと想います。

1段目70m、2段目58m、3段目96m、4段目126mで滝壷の直径は60mに水深6mのスペックですがこの日は水量マックスで水煙と共に勢いを増して段瀑と言うより角度の有る斜瀑と言う様相でえらく迫力が有りました。

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称名滝は正に綿あめ状態でモクモクでしたね。。
事前に閲覧したどの滝の状態よりも爆発して観えました。。

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なんだか海外の大陸にある巨大滝と比肩する印象を与えるスケールを感じましたね。。
このような特別な豊水状態の時に称名滝を観れてとてもラッキーだと想いましたよ。
雨と爆風と飛沫で落ち着いて観れる状態に有りませんでしたが
確りとその姿を脳裏に焼き付けてこの場を後にしました。

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帰りにまた監視員のおじさんに会うと「凄かったでしょ?」
と言って来たので僕は「凄かったですわ。華厳の滝なんて目じゃなかったですね」と言うと笑ってましたね。。

ちょうど駐車場に近くなる辺りでこの訪問時に初めて一人の観光客であるおじさんとすれ違い「どうでした?」と聞いてこられたので「飛沫と爆風が凄いけど大迫力ですよ」と言葉を交わしました。

僕が帰る頃に雨も止んであのおじさんは良いタイミングで来られたと想い車に乗り場所を後にしました。

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最後に。

この称名滝に関しては近づくにつれ風景も滝も海外の大陸に広がるスケールを想わせましたね。

この滝は中部山岳国立公園内に有る天然記念物であるから過剰な店の乱立が無いのは良いが駐車場から1.3km歩くとは言え車道であり河川は治水が行き届いた手軽な観光滝と言うのが残念でもあります。

有名な巨大滝で言えば尾瀬の三条の滝くらいの苦労度を伴う環境なら堪らないとか勝手に考えたりしましたよ。

しかしこの滝は日本を代表する素晴らしい滝でありましょうから皆が観れるこの環境もまた良いのでしょう。

雄大な山並みを眺めての道は登りの1.3kmでも僕は全く疲労感は有りませんでしたね。

そしてやはり僕としては訪れるならやはり豊水期である開通日から7月前半くらいまでに先ずは訪れるのが良いかと想います。

僕はこの時の1度しか来ていませんが迫力を求めて観に来たので最高の状態で観れて幸運だと想いました。

今回僕が観れた豊水状態は雨後の要素も加わった特別感が有りましたから中々観れないかと想いますが融雪期は其れなりに水煙を上げているかと想います。

秋の紅葉も良いのでしょうがとりあえずハンノキ滝も落ちてV字に滝壺へ水を落とす融雪期に観る事を僕は勧めたいですね。

日本三大瀑布として華厳の滝、那智の滝、袋田の滝 が基本的に
呼称されますが観光の手軽さも査定に入るとしても合格圏内なこの称名滝が第一の三大瀑布に相応しいかと想うところであります。

とりあえずこの称名滝は万人に観る価値のある滝だと推奨して
終わりたいと想います。

富山県中新川郡立山町芦峅寺
076-462-1001(立山町観光協会)

ゲート開門7~18時(7・8月は6~19時)
11月上旬~4月下旬は通行止め(積雪により異なる)

駐車場無料 350台