阿弥陀ヶ滝(あみだがたき)落差約60m 幅約7m 岐阜県郡上市白鳥町前谷 2011年6月25日 日本の滝100選掲載順カウントアップ4/100

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岐阜県は僕としては一般的な観光で考えれば日本的な深山幽谷の趣をした印象を与え好みな方ですね。

この阿弥陀ヶ滝のある郡上市も郡上踊りの祭りが有名な日本的情緒がある山中の街をイメージしますが仕事がら閑散期に休みを取る事が多く祭りにはあまり縁がありません。

あと岐阜県でもこの辺り西部は直線距離に比べて高速道路も回り道する感じで神奈川県から向かうと微妙に遠い感じがしたのがこの地に疎遠となった理由とも想います。

国道156号からウィングヒルズ白鳥スキー場のある県道314号線で向かえば阿弥陀ヶ滝に着きますがこの辺りは場所的に来る機会が無かったスキー場が散見されて1度くらい来れたら良かったなとか想いました。

そして阿弥陀ヶ滝ですが。。

どうも事前の調べで滝の遊歩道に一番近い10台分程の駐車場は無料ですが手前広い駐車場等は有料300円(2016年現在は500円)との事でとにかく最奥へ向かい流しそうめん屋さんの手前に車を停めたが問題なしでした。

僕は仕事がら平日の空いている日に観光する事が殆んどですから繁忙期におこる問題とは比較的に無縁ですが込み合う時期などはかなりの人が訪れるのでしょう。

車を降りて橋向こうの対岸を観ると流しそうめんの横断幕が森の中にサイケデリックに点在し100選滝と同等かそれ以上の存在感を打ち出している。。

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調べましたがこの滝は東海随一の名瀑と謳われており日本の滝100選だけではなく岐阜県の名水50選にも選ばれ浮世絵師葛飾北斎の作品にも描かれていると。。

更にに流しそうめんの発祥の地も隣接し郡上踊りでも「見たか聞いたかあみだが滝を、滝の高さとあの音を…」 と歌われる。

この滝はやはり東海地域の観光滝としてはトップの一端を担っているのでしょう。

そして流しそうめん発祥の地を謳い文句に食に力を入れているのでしょう。。

このエリアは夏は涼を求めて冬はウィンタースポーツにと名古屋方面の方々を中心に訪れるエリアであり夏には良い場所なのではないかと想いました。

それでは下車して向かいますと遊歩道入口は基本的に滝の下流左岸(向かって右側)を登って行く感じですね。

階段を伴う石畳の歩道を行きは左岸を進み滝前で反対の右岸に渡り戻って来ると言うシンプルな行程。。

最初に軽く登るのが微妙な散歩と言えるくらいの行程と想います。

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事前に遊歩道入り口から10分足らずで滝下に着くとの事で何も考えずにスタスタと歩いたら着いてしまい行きの写真はあまり無いです。

滝前の開けた空間に出るまでは緑が生い茂り滝の高さも有り緑が滝を隠す感じで爽やかに観えました。。
帰り側の道から撮った写真もその様な感じですね。。

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滝の前に来るとなんだか見事なストレートに落下する滝に観えました。

落ち口は微妙に段をなし曲がってるように観えるが高い位置から空中落下している為かドスンと真っ直ぐにと。。

回りの岩壁が木々を纏いアーチ状に囲い横風の影響は受け難いのかもしれない。。

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滝の北側に洞窟がと言うのは滝に向かって右の地面に近い高さからの深いオーバーハングをなした洞窟の事でありましょうね。

723年(養老6年)に白山を開山した泰澄により発見されて長滝と名が付けられましたが1532年に白山中宮長瀧寺の道雅法師が洞窟で護摩修業を行なっていたところ目の前に阿弥陀如来が現れたことから滝名がついたと言う曰くの場所でありますね。

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滝の西側に屏風岩の絶壁がと言うのは滝に向かって左のギザギザの絶壁の事であろう。

後で調べるとけっこう洞窟に入り裏見の滝を楽しむ方もいて僕はただ普通に観るだけで終わらせてしまい後悔しています。

裏側には阿弥陀如来の石仏が並ぶと言うが僕が観光した時は写真にも写る滝に向かって左の大きな石仏1つしか気付かなかった。。

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僕はこのような観光滝の場合は特に大雑把に観てしまうところが有ると想うので反省したいと想います。

そうした中での僕のこの滝の感想はスタンダードなまあまあの直瀑であると言う印象になります。

阿弥陀ヶ滝溶岩と呼ばれる溶岩から創られた板状摂理と柱状摂理が混じりオーバーハングもなす岩壁を落下していますが幅は
そんなには無くそこまでのスケールは感じませんでした。

滝の水量を他と比較すると多からず少なからずの状態であったように推測しますが真っ直ぐに細く落ちるので迫力と言うよりは静かなイメージがありました。

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事前に調べた限りは迫力や大きさをアピールしているように想いましたがそれよりも標高の高い緑が深く生い茂る清流と滝の在る環境は涼を求める一般観光客に適していると想えました。

それより僕がとても評価したいのは観光滝としての遊歩道のあり方がとても自然と調和していたように想いました。。

基本的に石畳と丸太の手摺と言う自然素材を使った感じだったのですが特に滝前の石橋は元々渓流に点在する岩石に調和するように創られているようで橋は好感が持てました。

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そして滝を後にして右岸を下って行きます。

短いながらも深い緑や沢も流れ込む道でありました。。

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そうすると導かれるように横断幕を張り巡らせていたで
あろう流しそうめんの店の門が帰路の此方にもあり食べる事になるのでした。

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そうめん屋さんの事は全く調べてませんでしたがTVや雑誌で何度も取り上げられ混雑時は2時間待ちもあるような人気店なんですね。。

その人気店である阿弥陀ヶ滝荘は10時からオープンでちょうど開店して間もない時間です。

いつもの平日休みの旅行だし朝イチなんで店は僕達だけで独占状態の有り難い気分です。

森林と清流の中で流しそうめんなんてとっても涼しく爽やかな感じがしますなあ。

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こちら「阿弥陀ヶ滝荘」と言う店はなにやら1962年創業の流しそうめん発祥の地であり湧き水を使い竹では無く石積みの流し台にそうめんを流すスタイルでして印象に残りましたね。

調べると発祥の地としては宮城県の高千穂峡や鹿児島県の唐船峡と言われている為に怪しまれてますが気にする必要もないむしろ楽しいエピソードです。

僕は老舗と言うよりB級な感覚を持ちましたが飲み水にしても冷やす水にしても豊富な冷たい湧き水を使い清涼さこの上なく人気が有るのも頷けましたよ。。

こんな木をくり貫いた樽で冷やすのを見ると飲みたくなってラムネ頼みましたわ。

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流しそうめんは600円で食べ放題ですがつゆはおかわり300円で
めんではなくつゆにおかわり代金がかかるので水を切り気味に食べる。。(笑)

まあ良心的価格なのではないでしょうか。

流れる湧き水は冷たくめんはとても冷えている。。

想えば流しそうめんを食べたのはいつ以来か覚えていない程
食べたのが久しぶりです。。

後に考えれば湧き水の生け簀に泳ぐ岩魚のセット1000円を頼めば良かったかと想いますがそうめんはしっかり食べました。。

朝食を疎かにする僕には久しぶりの充実した腹ごしらえとなり
この地を後にしました。。

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最後に。

この阿弥陀ヶ滝に関しては一直線に細くストンと落ちる其れなりの滝と言う感想に留まりました。

しかし観光化されてはいますが深い緑が生い茂る清涼さを味わえる場所ではあると想います。

そして滝よりも何よりも流しそうめんのイメージが強く残りました。

振り返れば今まで巡ってきた100選の滝の中でその滝と共に存在する飲食店として最大の強い印象を残しました。

なにかB級感を漂わせる感じもしましたが前述の通り週末や繁忙期はかなりの集客があるようですし旅の途中に滝と渓谷を散策し清涼な湧き水で流しそうめんを食べて帰ればちょうど良いかと想います。

こう考えるとやはり滝と同等かそれ以上といえる流しそうめんやそれに伴う観光化された手軽さが僕にはいまいちな印象になってしまったのかもしれません。

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例えば同じ県内を落ちる平湯大滝は今はかなり観光開発されてしまい環境は悪いですが滝に関しては公称落差64m幅6mと阿弥陀ヶ滝の公称落差60m幅7mと大差ないスペックですが平湯大滝の方がかなり大きさを感じました。

他に同県の滝である根尾の滝も公称63m幅5mで大差ないスペックですが車道やらの人工物から自然の中を歩く距離の長さや岩を伴う景観からか根尾の滝の方が観て感動する気持ちは高かったのです。

これはやはり段瀑ではありますが公称落差120m幅73mの茨城県の袋田の滝をいまいちと想う気持ちと同種の感情が起因するのかもしれません。

しかし遥か昔から名付けられ白山の修験場となり地元の祭りにも唄われ名水にも選ばれ高名な画家も描き今も滝行が行われ敬われてきた滝です。

人気のある滝みたいですし観光に伴う面も有るであろう100選滝に阿弥陀ヶ滝が入るのに僕は疑問は有りません。

僕もまた近くに寄れば軽く滝見の散策をして流しそうめんを食べたいと想う事でしょう。

観光においてリピーターと言うのはなかなか創り難い側面も有ると想われる中でこの流しそうめん事業は大開発を伴わないで営業しているのに上手くいっていると想いましたよ。

皆さんも岐阜中南部辺りの観光の狭間に昼食がてら訪れるのには良いかと想いますよ。

これからも涼を求める人々の賑わう場所であり続けてくれればと言う事で終わりたいと想います。

0575-82-5900 白鳥観光協会
最近無料駐車場 普通車10台
手前有料駐車場有り

阿弥陀ヶ滝荘流しそうめん

0575-85-2738
岐阜県郡上市白鳥町前谷1106-1-2
営業時間
[月~金]
10:00~17:00
[土・日・祝]
9:00~17:00
日曜営業
定休日
無 (夏季のみ営業 5月~10月末まで。5月~9月は無休、10月は平日不定休、土日祝は営業)