まず「白糸ノ滝」と言う事ですが、この「白糸ノ滝」と言う滝名は「不動滝」に次ぐ日本の滝において多い名称でありますから、この手の滝の場合は頭に地名等を冠して区別したいと想います。。
それで。。この「富士白糸の滝」に関しましては、特別に滝を廻ろうと想う以前に、僕も訪れた事がある有名な滝になりますかね。。
山形の100選滝にも「白糸の滝」が在りますし、軽井沢の「白糸の滝」なども其れなりに有名ですが、数ある「白糸の滝」の中でもこの「富士白糸の滝」が最も有名で人気が有るのでしょうね。。
遠い過去の1936年に「白糸の滝」として国の名勝及び天然記念物に指定され、1950年には観光滝100選の部1位に輝き、1990年にはこちら日本の滝100選に選ばれ、遂には2013年に富士山の25箇所ある構成資産の1つとしてユネスコの世界文化遺産に選ばれる、と言う国内の滝としてトップクラスの扱いを受けているとも言えますな。。
しかしこれは「富士山」と言うある意味日本1の自然観光地のエリア内に存在する滝であるところが大きいとも言えるかと。。
「富士白糸の滝」は潜流爆を代表する滝になり、単独で観る価値も有るのかと想いますが、これは約10万年前の古富士泥流層の溶岩と、その上に積もった約1万年前の新富士溶岩層の間の断崖から富士山の伏流水が公称幅約200mの潜流爆となって流れ出している為ですね 。 。
だからやはり年間約25億トンの雨や雪が降り、日量約480万トンの水が地下水として蓄えられ、長い時間をかけて違う断層の隙間から水を流す「富士山」と言う山の滝で有るのかとも想えますかね。。
とりあえず向かいますと。。
太平洋側から富士宮市を抜けて国道139号で向かい、看板に従い左折して進み、海外に行った時に見た記憶しかないラウンドアバウト(環状交差点)を過ぎると滝の入り口付近には迷わずに着きますね。。
着いた先からも「富士山」が良く観えますね。
しかしこの「富士白糸の滝」を構成資産に含む「富士山」が当初目標にしていた自然遺産では無く、文化遺産として選ばれるしかなかった事は確りと考えなければいけない事かと想いますよ。。
要は環境が悪いと言う事が一番の問題点ですが、観光滝ですから今更でとりあえず楽しみたいと想いましたね。。
公称200mと言う潜流爆が殆んどを占める滝幅は、それ以下の表記も有りますし定かでありませんが、主瀑の太い落下部分は滝の少し上流で二股に別れる芝川が分流したものであり「富士白糸の滝」で伏流水を集めて下流でまた合流する感じに見えますね。。
しかしこちら現地ではいつの間にか150mの幅で標記されていましたから、公称幅は150mにする事になりますかね。。
その芝川の本流に落ちる滝が「音止の滝」になる感じで、本流だけあり水量は其れなりに豊富で、僕には昔から25mの高さの割りに大きく豪快に観えていましたね。。
「富士白糸の滝」だけでは無くこちら「音止の滝」も同格の2滝で1つの100選滝として扱われるのは、やはり侮れない滝だと言う事なんでしょうかね。。
100選滝には他にもその様な扱いの滝は有りますが、趣の違う滝が直ぐ近くに2滝と言う面でここは特異かとも想えます。
僕は個人的には豪快な趣の「音止の滝」が好みなんですけどね。。
場所としては富士山の東方面に住む僕には西側に在る「富士白糸の滝」は微妙に面倒ではありますが、全国エリアで考えたらかなり近い滝になるかと想われますわね。。
たぶん普通自動車の免許を10代で取得しましてから2005年の元旦を最後に最低で通算5回は来ているかと想いますが、まあ神奈川県から程好い観光地だったんでしょうね。。
そうは言っても手頃な写真も残っていませんし、富士山が2013年にユネスコの世界文化遺産に登録されるに至り、その中で25箇所の構成資産の内の1つとして唯一滝として選ばれた「富士白糸の滝」の今はどうなったかとの好奇心も有りまして再訪してみました。。
元々の国に有る保護法や損得勘定で遅れ、当時の先進国では最後の125番目の加盟国となった最初から登録の動きは有ったかと想われますが、登録されるまで約20年かかり、しかも自然遺産では無く文化遺産だと言うところに胡散臭さを禁じ得ませんでしたが。。
僕は醒めていたので大して気に止めていませんでしたね。。
それよりも僕にとってここまで唯一気になっていた事は、
2005年元旦に訪れた時は無料だった市営駐車場がいつの間にか500円の有料になった事でしたね。。
今まで何度か来訪して無料だった駐車場が有料になるのはセコいけど嫌だと言う単純な理由なんですけどね。。
久しぶりですし細かくは覚えてませんでしたが、有料化した500円の公営駐車場が最初に目立ってみえましたね。
でも何だか道向かいの最手前に駐車料金300円で幾らか買えば無料になる土産屋さんの駐車場が有りまして、誘導係のおじさんに導かれて咄嗟に入れてしまいましたね。
しかし後々調べると奥にある「白糸ガーデン」の駐車場は200円でして、滝へ向かう遊歩道にある店で食べたり買ったりすれば無料でしたから、そちらに停めれば良かったかなとは想いましたね。。
まあ。。金額的には大した問題でもないんですけどね。。
ここには官対民のせめぎ合いが見れるようで熱く感じましたね。。
しかし駐車場に関しては何となく推測すると、無料の公営駐車場が500円の有料になったなら、民間駐車場も料金を取りやすくなり以前より良いのではないかと簡単に考えてしまいましたね。。
まあ。。こちらは初めて来た時から観光滝でしたので、駐車場から芝川本流の右岸沿いの土産屋や飲食店が並ぶ道を下流に進んで行く感じは変わらずに、少しこざっぱりはした感じはしましたね。。
あの枝が絡んだような昔ながらのアーケードが名残そのままで、昔から有る店も其れなりに残っている感じでしたね。
「富士白糸の滝」の滝壺の観瀑台までここから450mと言う事ですが近いものですね。
なんだか昔ながらの土産屋らが並ぶ道だとしか覚えてませんでしたから詳しくは分かりませんが、平坦な広場やら石碑は新しいのかとは想いましたね。
そんなに店の事とかは主旨では無かったので曖昧ですわ。。
まあ。。確かに以前よりこざっぱりした部分は有るのかと想いましたが、逆にあの鄙びたと言うか。。寂れたと言う感じが懐かしくて、新しくなったのが良いのかは判断できませんね。。
「音止の滝」の上流は売店の通り沿いを流れていると言う感じでして、間近で観察できるかと想いますが「美富士屋」なる新しめの店の裏のコンパクトな神社から落口を間近で観れ、其れなりに迫力が有りますが、バリバリの人口空間を落ちる滝に僕には観えます。
塩化ビニールパイプも一緒に通ってますしね。。
「美富士屋」の滝口直近にあるテラスが爽やかで良さそうでしたが、滝ぎりぎりの崖上に立つ危うさを伴い印象に残りましたね。。
まあ。。滝などはどれもそうと言えますが「富士白糸の滝」と「音止の滝」の滝下のアーチを描く峡谷は、約1万年をかけて上ってきた滝の後退跡ですから更なる後退が気になりましたね。。
そのうち日光の「華厳の滝」の様に人工的に後退を防ぐかもしれませぬ。。もうやってるとか?
更に進むと土産屋さんの横の道から手すり越しに 「音止の滝」 を滝壺を観降ろすように観る事が出来ますが、2011年3月に起きた震度6強の静岡県東部地震や、その後の台風被害の復旧が出来ていない為か、手前に柵が張られて幾つか設置された展望台から観るしかなく、観づらい感じでしたね。。
皆さん展望台に登って観ようとしてましたね。
静岡県東部地震以降となりますと5年くらいは経ちますが。。崩落やら土砂崩れやらで相当な工事が必要な感じですかね。。
実際には白糸の滝周辺は自然公園法と文化財保護法の指定区域になっていたりで、国の許可を取り工事となりますが、県と市が責任について揉めたり色々有るみたいですな。。
こちらの滝壺以外の店舗も、周辺一帯を公有地化して1ヶ所に集め売店ゾーンとする「白糸の滝売店集約化事業」を構想して更なる整備を富士宮市は進めたいらしいですが、拒否姿勢の売店もあり中々大変らしいですね。。
なにやら隣接地の土地を所有する宗教団体との問題なども有りそうですし。。それは別として昔ながらの観光地の整備となると難しい面が多分に有るかと想われますね。。
「音止の滝」を観ようと先まで進んでも中途半端な平地が広がっているだけで東屋も機能していませんでしたね。。
こちらの滝正面も含めて全体的に脆くて危ないんでしょうね。。
この先でまた2つの流れは合流しますが、その中州部分に売店通りは建ち並んでいる感じですかね。。
富士大沢扇状地の扇端に位置する事を含めて、更なる崩壊が無い事を祈ります。
フェンス越しになんとか写真を撮りましたが、周りに少し観られる伏流水が落ちる部分に虹が掛かっていましたね。。
落差は公称25mですが、幅広で水量も有りオーバーハングした円形の崖を広い滝壺に落ちるので、何か迫力があると想えます。
公称幅が5mと言う事ですが、誇張してもう少し広く公称しても問題無さそうですね。
この様な観光滝の環境でなければ魅力的な滝であったかと想いますね。
正面付近から撮ると滝の落口には「美富士屋」裏の神社の鳥居やら、その先には電柱などが観えますね。。
芝川は標高約700m辺りの猪之頭湧水群を源流として、標高約480mの「富士白糸の滝」のエリアを流れていますが、源流に養鱒場を造り現在は日本一のニジマスの産地となっていますね。
富士川の支流となる22kmの芝川には、22ヶ所も水力発電所が有り、猪之頭の集落から水路をなしてわさび田にも活用され、生活水ともなり、清らかな湧き水の恩恵を受けていますが、川海苔などは水質悪の為か激減していると言う事ですので心配ですな。。
富士西麓の「富士白糸の滝」上流域にもゴルフ場やレジャー施設は多々有りますし、牧場や田畑やらも点在していますね。
まあ。。「音止の滝」のすぐ上流には通って来た車道の橋が横切っているように道は沢山存在しますし、学校や病院や家屋も有る人間の生活圏の滝と言えますかね。。
とりあえず景観は土砂災害の為に以前より観賞する環境は悪くなりましたね。
以前は同じ方向の前からよく観えたものでしたね。
店が並ぶ通りの奥から「富士白糸の滝」の滝壺方面に降りる100段程の階段が延びていますね。
階段の手前辺りに滝を観降ろす展望ポイントが有りまして、そこから観降ろしましたが。。
パッと観て滝下の方面は。。店が無くなった以外の基本構成はあまり変わりが無くやたらとスッキリしたようには感じました。。
なんだか2006年に滝見橋が崩落して仮設橋の状態であったり、2011年の台風被害で階段下に有った創業1910年と言う話の老舗店「ちどり屋」が浸水したりで、僕が再訪する間に大変な事が有ったみたいですね。
この被害が永く存在していた店が移転するきっかけになった一因で有るかと想われますが、今は公営駐車場に隣接する観光道の入り口辺りに移転した感じですかね。。
工事は2012年8月28日に始まり2013年12月21日に終わったらしいですね。
富士宮市としては売店などは人工物しか有り得ない入り口周辺に集めて売店ゾーンにしたいと言う至極当たり前な計画ですかね。。
公称落差20mの滝ですし、大して疲れる階段でも無いと想いますが、疲れる人には疲れるんでしょうね。。
世界遺産に登録するにあたり、諮問機関イコモスに指摘された問題点を考慮し、売店やその落石防止柵やらの人口物や植栽の撤去、老築化した橋や護岸の架け替え、景観や展望の向上、安全性や回遊性、他にも色々と改善して新しい「富士白糸の滝」の滝壺周辺に生まれ変わった訳ですね。。
売店が無いのはもう割愛しまして、こうして振り返り調べますと、言われてみれば落石防止柵は有ったのを覚えていますね。。
しかし他の事はいまいちハッキリとしません。。
とりあえず階段を降りで行きますがやたらとスッキリした感じですね。。
遮る物が無い事もありますし、階段上の展望ポイントから観た時点で総てが観える感じなんですが。。
階段を降りた場所に観瀑台が造られていたので、そこで辺りを観ましたね。
平坦な四角い無駄を無くした造りで、以前の店の痕跡は地面にも見られない感じですが、その跡地辺りに造ったんですかね?
調べてみますと新しい景観を支持する方が大半を占めている感じでしたね。。
これに関しては個人の主観による処なのかと想われますし、前に何度か訪れていた僕の懐古心かと想われ新しくなって良かったのでしょうが。。何か喪失感を伴いましたね。。
新しく建て替えられた滝見橋は前より大きく、長さ39メートル幅2.5メートル有って、確りとした造りと言う感じですかね。。
滝見橋は公益財団法人日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞を受賞し、周辺整備は公益社団法人土木学会景観デザイン委員会が主催する土木学会デザイン賞を主催すると言う僕には全く知らなかった団体から評価を受けているみたいですね。
調べると前より滝から離れた位置に橋が建てられてる感じですね。。
渡った先に延びる遊歩道から振り返って観ますとミニマリズムに徹した造りにした感じですかね。。
真っ直ぐに降りる階段→手前の観瀑台→橋→遊歩道上下2本→滝壺近くの観瀑台と言うミニマルな造り。。
と言う事で滝壺に近い観瀑台ですが、駐車場からそうでしたが正月なので沢山の人がいましたね。。
綺麗さっぱりで滝も以前より穏やかに観えます。。
外国人の方が多く見られましたが世界遺産になりインバウンド効果も有るんでしょうね。
川原に降りる事も出来まして、皆さん楽しんでいましたね。。
こちらも以前の「滝見の茶屋」の痕跡は見られませんね。
僕が2005年に来た時はまだ営業していましたが、その後は廃墟と化していたらしいし、上手くいってなかったのですかね。。
前に来た時の写真を観ると川原の石の辺りはこうでしたが、新しいコンクリートの道と置石で埋めた感じですかね。。
川には鴨が泳いでいましたね。。
穏やかな雰囲気を演出しています。。
年間を通じて水温12℃、毎秒1.5トンの湧水が流れ出る「富士白糸の滝」 の水は綺麗なんでしょうね。
下流は砂防ダムらしき物が有り護岸壁は年期が入っていそうですから昔のままなのですかね。。
右に延びる道は500m先の「白糸自然公園」に向かう道で途中に「富士山」と「富士白糸の滝」を一緒に観渡せる展望台が有るらしいですね。。
「白糸自然公園」の駐車場は9時~16時迄ですが、無料なので此方から滝に向かうのも良いと想えましたね。
とりあえず観渡しの良くなった「富士白糸の滝」を僕も観賞しましたが、滝壺手前の観瀑台より先に手すりを越えて行く人はいなかったので、ここで観る事に留めました。。
新しい景観は以前より下流に位置する大きな滝見橋から広々とした空間になりましたが、奥ゆかしさや迫力は減り、僕には何とも言えませんね。
そして1度も観ずに省いてしまっています源頼朝が髪の解れを直したと言うお鬢水(おびんみず) や、「音止の滝」の名の由来となった曽我兄弟の隠れ岩や、工藤祐経の墓はこの地に在りますが。。。
やはり今回も滝を観れば良いと言う感じで帰路に向かってしまいましたね。。
帰りに何か食べていこうと想いまして、一番安いと謳うバラック小屋的な飲食店で、ニジマスと名物の富士宮焼そばを食べましたね。。
ここは。。昔からこの地で商売をしているコアな店と想えましたね。。
おばちゃんが夕方に近いせいか
(400円だけど300円でいいよー)
とか言って、売り尽くす為に声を出して営業していましたわ。。
隣接する鄙びきった席で地域の名産を味わうと、何やら懐かしさが込み上げてきました。。
このような昔からの観光地としてその姿のままで営業している店と、新しく国際的観光地として自然環境の向上を謳い文句に整備しようとする行政との関係は、内情入り乱れる処で有りましょうね。。
しかし僕はこのような昔ながらの店が有り続けて欲しい。。
帰り際に振り返ると西陽が後光となり店に差し、その存在が神々しくさえ観えました。。
滝壺周辺は変わったがあの時代の情景が甦り、僕は生きてきた事を実感してこの地を後にしました。。
また10年余の時が過ぎてこの地を訪れる事が有れば。。
どの様になっているのか楽しみに想います。。
最後に。
何やら前時代との対比になるところが有りましたが、この2滝に関して僕自身は、完全な観光滝としてそんなに評価していなかったきらいが有ったのかと想います。
滝その物を観れば「富士白糸の滝」は大規模な潜流瀑として観る価値は有るのかと想いますし「音止の滝」はそれ以上に僕は好みなんですけどね。。
そしてそんな事を考えながら再訪するにあたりまして、逆にもう自然がどうこうと言う考えは捨てて、観光滝として昔ながらの姿を遺せれば良かったと言う逆転の発想が芽生えた滝となりましたね。
この地は源頼朝が歌を詠み、富士講の修験場となり、北斎らが絵を描いた昔からの観光地を宿命とした滝。。
もはや富士山は標高2400mの富士宮口ルートを最高に4ヶ所の5号目より下は、道を造り様々な施設や産業が入り乱れる場所となり、自然環境が回復する見込みはかなり厳しいかと。。
そしてその上の頂上までも、過剰な登山客の数に端を発した塵やし尿の問題を抱えていましたね。
しかしまだ富士山上部に関しては、登山料金の徴収や入山規制等での制限に伴い、バイオトイレや排気ガスを伴わない登山電車の構想などにより、環境も回復へ少しは向かえるかと想われます。
実際に世界遺産となり、2010年前後に30万人を越えていた登山客は減少傾向に有り、環境の改善の兆しは見えているのかもしれません。
しかし比較的に単純な上部の整備に比べて、構成資産を過半数占める山麓は複雑な事情が絡み、経済効果を求め年間2000万人と言われる観光客は、インバウンドを軸に更なる増加を辿るかと。。
そうなると更なる自然破壊が広がると予想出来る気がしないでも有りません。。
もはや世界遺産とは保護や保全が目的では無くなり、観光開発の最大の武器となったマイナスのものであろうかと想われます。。
世界遺産の主旨から考えれば、登録は現地の立候補制では駄目であろうし、観光開発は要らないものでありましょう。
話が滝から反れるので戻しますが。。
この「富士白糸の滝」に関しましては、元々戦前から在った茶屋などを伴う歪な空間から観る滝の方が、僕は美しくも禍々しくも観えて好きでしたね。
新しくなり空間が広がり平坦になり、滝その物の存在が薄く観えたきらいが有るのかと想います。
しかし新しい滝見橋を伴う歩道は、無駄を無くしてより沢山の観光客が歩ける道と観瀑台になっていると想いますし、訪れたら其れなりに楽しめるかと想われます。
ただ僕には昭和を生き抜いた遺構として、このひび割れたコンクリートと薄汚れた建物の狭窄した空間の先から観た「富士白糸の滝」の風景が、最も印象に残り良かったと言う事です。
終わり。
静岡県富士宮市上井出原
公営駐車場 乗用車130台 500円
民間有料駐車場多数有り
問合せ 富士宮市 産業振興部 観光課 0544-22-1155